需要と供給とお掃除と
今回は小学6年生の長女のお話です。
小学3年生の息子のことは何度か書きましたが、娘の方が本当はネタというか突っ込みどころが豊富。でも、情報量が多すぎて人に読んでいただけるように上手くコンパクトにまとめることができない人物です。
今回はほどよい分量で彼女のヤバイ様子を伝えられそうです(笑)。
仕事を終えて夜帰宅した際に、奥さんから『今日あったこと』として聞いた話です。
娘には子供部屋が与えられております。
ゆくゆくはリフォームして息子にも与える予定ですが、今はまだ一人で寝たくないとのことで。
で、その娘の部屋は彼女の性格上、とっ散らかっています。
床一面に何かしらモノが置かれており、足の踏み場もないとはこのこと、という状態。
そんな中、娘が息子に打診したそうです。
「300円で部屋の掃除せーへん?」と。
小学3年生の息子からしたら悪くない金額なのでは?と思ったのですが、息子は断ったようです。プライドもあるのでしょうか?あるいは足元を見たのか。
「1,000円やったらええよ。」と。
その後も娘は頑張って交渉を続けたようですが、あえなく決裂・・・。
それを夜聞きつけた僕は、翌朝、娘に言いました。
「パパ、800円でやるよ。」と。
「う~ん・・・やっぱええわ。」
親に部屋の掃除をさせることの罪悪感か、
思春期の娘としては父親が部屋に入ってくるのがイヤなのか、
金額的には可能性がありそうだったのに残念です。
さらに話を続けていると、
「本を探すだけでええから、300円でどう?」と新しい条件提示。
父が部屋に入ってくること自体はイヤではないと知って少しホッとする僕(笑)。
どうやら娘は、ある本を探しているようですが、部屋が散らかり過ぎてて見つかる気配がないようなのです。
なので、弟にお金を払って片づけさせて、本を発見できるようにしたい、という目論見のようです。
現に昨晩、息子と交渉をする前か後か、部屋から
「こんなんで探せるかよ!」
という嘆きの声が聞こえてきたと、奥さんが証言しております。。。
そうなんです。ヤバイ奴なんです。
(外ではとても真面目で良い子らしいのですがね。)
今朝のやり取りを横で聞いていた奥さんが
「300円で探せるレベルと思うなよぉ~。」と煽ってきました。
娘も「ふんっ!」ってな感じで言い返せず離れていきました。
世の中、需要と供給で価格は決まると言います。
いわゆる相場です。
今回の相場、いくらに落ち着きますかね。
場合によっては、その探している本を「古本市場などで買う」が正解なのかもしれません。
需要と供給と新規参入と。。。
社会の縮図の我が家であります。
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