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テストの学年平均点の意味

中学生に入ると新しい学校行事が色々とありますね。
その一つが定期テストではないでしょうか。

小学生までは小まめにテストはあったようですが、がっつりテスト期間を設けての実施ではありませんでした。

その最初のテストとなった「1学期中間テスト」からおさらいしましょう。(いや、おさらいと言われても!と思った方。親のたわごとに少しお付き合いください。)

うちの娘さん、完全に余裕ぶっこいてまして、というか実施のことを忘れていたようで、GW明けに泊まりでの校外学習が行われた翌日は代休となったのですが、その日にユニバに行くとのこと。

幼馴染の仲の良い子と2人で行ってきたのですが、直前にもう一人を誘ったらなんと、「テスト勉強しないといけないので」と断られたようです。

そこではじめて、「あっ、ホンマや!テストあるやん!?」と気付いたらしいのです。。。もうそれだけで終わってるでしょ?(笑)。

で、一瞬、心が揺れてましたが、
「まっ、そのあと勉強したらいけるやろ?まだ1週間近くあるし」
ってな具体合いで、意気揚々とユニバに行ってました。

はてさて、結果が戻ってきました。
英語は90点と平均点よりは良かったのですが、あとはガチで学年の平均点前後・・・。

親としては中学一年生の初期でこれはなぁと思ってしまったのです。。。
(まぁその評価は人によると思うので割愛します。あくまで僕の主観です。)

結果的に5教科トータルでは、ほぼ平均点と同じ点数でした。
で、娘はどうやら平均点であることをギリOKとしている様子。。。
つまり、ヤバイ部類ではない、という担保を得たような雰囲気。

でもねぇ~、この平均点というのが実際どうなんだろうという考えが浮上したのです。

学校からの査定表には、平均点と同時に各教科ごとに
0点~19点・・・●名
20点~29点・・・●●名

という具合に、その後は100点まで10点ごとに区切って、何人いるのか、という表もありました。

で、0点~19点はどの教科も2人~4人ほどいるようなのです。
20点台となるともっと多いようで。

つまり、この人たちも含めての平均点ということになるのです。
それが本当に安心材料になるのかどうか~ねぇ~?という点が気になりました。

ある程度は勉強しなくちゃね、と思った人達の平均点ならば参考になるのですが、20点以下の方はおそらくやる気が無かったり、もうすでについていけてない状況だと思うのですね。
※それが悪いという話ではなく。他のことに情熱をかけていることもあるでしょうし。苦手は苦手で仕方ない面もあるし。

“ある程度ちゃんとやっている中では普通”、という安心を得るための基準を求めるのであれば、やはりこの「平均点」では参考にならないなぁという話。

で、これは世の中の平均点、平均値というのもの全てにいえるわけです。

よくニュースとかでは平均年収やら平均ボーナス価格とかありますよね。あれ、低い数値の方もだけど、極端に貰っている人も含まれているわけで・・・。

僕が頑張っている度合いと同じ世界の住人の平均年収ならば参考になると思うのですが・・・。ボーナスで1千万貰っているような役員さんも一緒にされちゃったら、ちょっと・・・ねぇ?

もちろん、意味のある平均値もあります。
例えば、市ごとの月別の水道水の使用量の平均とかだと、目安になったり参考になったりすると思うのです。

ですが、こと、“何かの優劣を評価する際の平均値”については、、、どうなんだろう?

「平均値」よ、お前は何のために存在しているのだ?
誰からも基準とされない「平均値」って、、、と思ったのですが、
1つだけ思いつきました!!!

テストを作る側の人です。
思いません?

1年生の中間テスト、歴代の「平均値」の「平均値」があると思うのです。
で、今回のテストを作るにあたって、この歴代の「平均値」の「平均値」を目指して、問題作成・点数配分などをしているのだとしたら・・・。

先生たちが平均値とにらめっこして一喜一憂としているとしたら、なんだか微笑ましいですね。

「あぁ~今回のテスト問題、難し過ぎたか~」とか、「くっそぉ~簡単にし過ぎた~」とかwww

ふむふむ、何事も深く考えれば意味のないものごとなど無いのかもしれません(笑)

いや、話が逸れました。
それはさておき、
娘さんには、なんとか次の『期末テスト』では、5教科合計400点。つまり、平均80点を目指そうよ、と伝えています。

僕、個人的にはですが、“なんとか授業についていけてる人”のイメージが80点のボーダーなのですが、どうでしょう?
もちろん学校のレベルによるとも言えますが、うちは普通の公立中学校に通っています。特に何かの競技・趣味などに一極集中して勉強を犠牲にしていることもありません。普通の中学生です。

一般的な学力、平均的な、安心ライン、中の上・・・色んな表現があります。

出来るだけ放任主義でありたいと思っている親ではありますが、どこのボーダーを下回ったら、危機感を抱いてテコ入れした方が良いとかあるのでしょうか・・・。

いや、ないわな。。。
すべては結果論。そして結局は、その子に適した指導というのか、導き方が重要なのでしょう・・・。

マジ分からん!ww

 「親の口の出し方」や「正しい教育方法」などについて、数多くの逸話・ノウハウ・詭弁などありつつも、
「平均的な親の口の出し方」「平均的な正しい教育法」は無いわけで・・・。

結局は、しっかり子供と向き合って、なんとか愛情が伝わることを大前提として悩みモヤモヤしながら接していくことしか、正解は無い気がします。

どう考えても、娘さんよりも、期末テストの結果を怖がっています。。。(笑)

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