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シャアザクに挑んで、敗れた話/HGUCシャア専用ザク製作後期

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HGUC シャア専用ザクが完成しました。やったね!めちゃくちゃ頑張って作ったぞ!

ザクのプラモデルは今まで沢山作ってきたけど、実は「シャアザク」って初めてなんですよ。
なんかこう、量産型と違って妄想の入り込む余地がないというか、敷居が高いというか。

ほら、量産型だったら、好き勝手な色に塗って「◯◯隊仕様」とかって勝手に言っても怒られないじゃないすか?
でもシャアザクはオンリーワンだから、既に頭の中に強烈なイメージが出来上がってる。その分、仕上げにゴマカシが効かない気がして、なんとなく今まで避けていたのかも。
「「「みせてもらおうか、君の思う理想のシャアザクとやらを!」」」っていう圧を感じるんですよね...。伝わります?
なんですけど、今回はそんな「シャアザク」に真っ向から挑んでみました。
挑むからには自分の腕なりに完璧を目指したい。そう思って、張り切って製作に向かいました。えいやーさー!

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↑「ザクのトゲ」がピシッとできると「プラモ上手い」って感じがしてめちゃくちゃ嬉しいですね。この写真はヨレヨレですけど、後に修正しました。

製作中は、「うまくいったじゃん!俺天才!?」からの、サーフェイサー先輩に厳しい現実を見せつけられる一進一退の攻防。ヤスリがけした箇所が歪んで修復不能になって涙を飲んだり、合わせ目消しが不完全でパテ埋めと行ったり来たりだったり、プロポーション変更のためにノコで切った部分が真っ直ぐにならず、隙間ができたり...などなどなど...。

正直、目指していたレベルの完璧な工作はできなかった。
けれど、出来ないなりに「もう少し完璧に近づけてみよう」と何度も修正を繰り返す事ができたのは、シャアザクが放つ「圧」のおかげだったのかもしれない。
「「「ええい!さらにできるようになったな、ゼブラ!」」」

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↑良い色ですね

そんなこんなで牛歩ながら塗装まで終えて、最終組み上げも、気を使って組み上げたけど、塗膜にざっくりキズを付けた。
プロポーション変更をした箇所の強度は弱くて、組み上がってからはおいそれ動かせない。完璧な仕上とは程遠いなぁ...。
カッコいい完成品はできたけど、満足感半分、悔しさ半分というのが正直な感想です。ガンプラはムズいすね...。
けど、現状のプラモ基礎体力が確認できたし、今回完璧を目指したからこそ普段は追いこまないような部分のツメが大いに上達したのでよかったな〜と思います。ありがとうシャアザク。またいつか君に挑むよ。

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