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2020/06/24

最近いろいろあってヘロヘロになっておりまったく日記をサボっていた
そのいろいろあってヘロヘロになったことでも書けばいいんだろうけど、その気力すら枯渇している有様であった
思い出して今ちゃんと書いてるから三日坊主じゃない、たぶん


今日はバイトが休みだったし、お天気も悪くはなかったから、午前中はいっぱい寝て、夕方くらいの陽が落ちるくらいから、定期的に通っている病院への通院帰りに好きな街へ寄って、散策とお買い物をした

日用品の買い物ではない、趣味のお買い物

まずは100円ショップへ行って、冷感抱き枕を三種類買う
これは去年から目を付けていたのだが、去年の今頃は肉体的にも精神的にも金銭的にも安定していなかったんじゃないかという気がしている
何故なら割と衝動買いに走りがちな猫崎が、わざわざ値段を見て保留にしていたくらいなので
というのも、この冷感抱き枕、百均といえども結構なサイズ感のシロモノなので、大きいもので1000円、枕サイズで500円なのである
専門店で買うことを考えたらかなり安いんだろうが、雑貨にそれだけ割くには心身お財布全てが良好でないとかえってストレスになりかねないのだ

しかも、その大きな冷感抱き枕はぬいぐるみそのもののようなデザインで、謂わば縦に長いぬいぐるみを購入するようなものであるため、ぬいぐるみを愛好し、いちいち名前を付けて可愛がる自分にとっては、気持ち良くお買い物を済ませて我が家に迎え入れたいのだという気持ちが強かった
ぬいぐるみさんをオノレの罪悪感とともに迎え入れるのは、ぬいぐるみさんにとって大変な失礼に値する行為なのだから

かくして、前年からずっと気になっていたぬいぐるみ、否、冷感抱き枕を、使いみちに合わせた結果三種類購入することに成功した
ひとつは、値段のわりに結構しっかりと立体感のあるぬいぐるみでありつつ抱き枕の機能を兼ね備えたシロクマ
もうひとつは、シロクマさんよりは平たい形をしているけれど、抱き枕としては申し分ないサイズのペンギン
最後は、当たり前に枕や座布団としても役立ちそうな、無難で丸い至極普通のクッションタイプ

これで今夏の猫崎の睡眠環境は完璧だ
未だに眠るときにはぬいぐるみを抱いていないと入眠時に落ち着かない上、非常に暑さや湿気に弱く汗をかきやすいため、多少なり冷感素材が入っていて且つ抱いて眠るために作られたものであるなら全てが叶うわけである


100円ショップでメインのお買い物を済ませたあと、ぶらぶらとショッピングビルを覗きながら、猫崎は、とある後悔をしていた

荷物が……………でかい……………!!

そうなのである
重量そのものはそれほどではないが、抱き枕ふたつに座布団サイズのクッションの入った特大サイズの買い物袋はとにかくどこを覗くにしても巨大すぎた
せっかく好きな街に来たけど、もう帰るか、荷物でかいし、と思ったところで、今日どうしても寄っておきたい場所があったことを思い出す

サンリオショップである
その街限定のグッズが置いてある、こちらも以前から目を付けていたもののいろいろなタイミングによってしばらく入る機会に恵まれなかった店舗が、目と鼻の先にある

その店舗は小さく手狭なため、この荷物で入ることは少々気が引けたが、今日行っておかないとおそらく後悔するんだろうなという直感のもと、店舗に入る

……………いやあ、ディズニーストアとかポケモンセンターとかでもそうなんすけど、直営のキャラクターショップというのは、どうしてこうもバリバリにアドレナリンが出てくるんでしょうね
好きなキャラクターがいれば尚更、推してるキャラクターを見つけるたびにわくわくして、危うく目当ての限定アイテム以外のものまで買い物カゴに入れそうになってしまう
ていうかぶっちゃけ、そんなに値が張らないハンカチとかキーホルダーとか、少しだけ余分に買っちゃいました、テヘペロ(死語)

サンリオショップというのはめちゃくちゃおまけをつけてくれるところだということも会計時にわかった
わかった、というよりは、なんだこのデジャヴ、と思ったが、そういえば小さい頃に近所のショッピングセンター内にサンリオショップがあって、そこで買い物をするとよくおまけをつけてくれていたのを思い出したのだ
それにしたって今回はおまけの景気が良すぎる
最低いくらの金額以上の買い物でくれるおまけ、限定アイテムを購入すると選べるおまけ、そして、いつもの、というよりは先に書いた小さい頃に経験した、買い物袋に貼り付けてくれるおまけである
猫崎はクロミちゃんで頭がおかしくなってしまうので、選べるものは全てクロミちゃん関連のものを頂いた

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最後に「今キャラクター総選挙中なので、これで好きなキャラクターに投票してあげてください」と、赤いチップを何枚か渡されたので、既にクロミちゃんグッズをモリモリお買い上げしてバカになっていた猫崎は、そのチップをクロミちゃんに全ツッパした
ものの見事に買い物カゴにはクロミちゃんしたいない様子を店員さんは見ていたし、なんなら徹底しておまけをクロミちゃんで染めていたわけだから、クロミちゃんに全部流し込むことくらいは予想できていただろう、知らんけど


これで完全に趣味のお買い物予定をクリアしたので、さすがに荷物も増えたしまっすぐ帰るか、いやいやなんかちょっと一服しようか、と悩んでいたところ、以前よく通っていた喫茶店が近くにあるということを思い出す
この世相だし、あそこも禁煙になったかなあ、吸えないならコーヒー飲んで帰るか、なんて考えながら店の前に着いたら目にはいってきたのが

「当店は、全席"喫煙"席です」

わあお!感激!!
これだから喫茶店は好きなんだ!
意気揚々と店内に入り、ホットのウインナコーヒーを注文
このお店オリジナルのマッチで煙草に火をつける瞬間がたまらなく好きだ

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ウインナコーヒーを頼むのは、ある種の癖のようなものだが、ブレンドコーヒーに砂糖とミルクを入れるより、冷めるのも遅くて甘さと苦さの加減が丁度良くなるのだ
クリームとコーヒーを混ぜずにクリームの下から現れるブラックのコーヒーを飲むことで、味も温度も"ちょうど良さ"が保たれる
ここに煙草の香りがマッチして、なんとも言えない味になるのが、本当に好きなんだ
よく純喫茶と分類される喫茶店に特有の茶色や臙脂に彩られた空間で、ひとりでこうして過ごす時間が本当に好きなんだわたしは

そんなことも忘れるような生活だったのか今日までのしばらくは、と逆に考えついてしまった
やはり好きなものと自由な時間は何よりの栄養剤であり、猫崎がしあわせを感じ気持ちよく過ごせる魔法ようなものである

これからも、もしもいろいろな荒波に飲まれて忙殺されたり悩むようなことがあったとしても、
自暴自棄になる前に一度、よく晴れた日か少し涼しく過ごしやすい日などを選んで、しあわせ〜と素で言える時間を持つようにしたいものである
まあ、まだいろいろやるべきことはあるんですけども、たまにはこういうことばかり考えて過ごすのも、健康的でいいんじゃないかな

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