Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【4月28日㈬～5月4日㈫】

先週の更新の際、「次週の週刊ザジ通信はゴールデンウィーク中につき、お休みとさせて頂きます」と文末に告知し忘れていました。毎週水曜日更新を謳っているので、一万人に一人ぐらいは更新を待っていてくださった方がいらっしゃったかもしれません（読んでる人の数を二桁サバ読み…）。申し訳ございませんでした！実際、『わたしはダフネ』が上映される予定だったイタリア映画祭も中止（または延期）になってしまい、この一週間、特に記しておくべき新しいネタもないので、すぐに引っ込みますね（笑）。

例年ならゴールデンウィーク明けはカンヌ映画祭出張なので、特に旅行に出かけることもなく、連休中も何度か出社したりして、カンヌの準備をして過ごすことが多かったのですが、去年も今年も緊急事態宣言下のゴールデンウィーク。当然、カンヌ映画祭の準備に忙殺されることもないのですが、だからと言って遠出することも出来ないし、飲みに出かけることも出来ません。

去年はどんなふうに過ごしてたのかな？と思い、個人のFacebookを読み返してみると、去年の4月7日に一度目の緊急事態宣言が東京に発令され、5月14日に解除されるまでは、やっぱりどこへも出かけず、巣ごもりをしていたようです。あれからもう一年経ったんですね…。去年のちょうど今頃は、ゴールデンウィーク明けに“Help！The映画配給会社”を立ち上げるべく、同業者の皆さんと頻繁にオンライン・ミーティングを重ねていた時期でした。現在は表だって活動してはいませんが、緊急事態宣言も延長されることがほぼ確実となっている今日この頃、皆で現況を報告し合い、情報交換をしつつ、何か出来ないか模索しているところです。

去年の緊急事態宣言時と異なっているのは、引き続き時短、感染症対策を施して営業を続けてくれている映画館もあること。私はこの一週間で、キネカ大森へ『SNS 少女たちの10日間』、岩波ホールへ『ブータン 山の教室』、ユーロライブに『街の上で』を観に行ってきました。どちらの劇場も盛況。このような状況の下でも「映画館で映画が観たい」と思ってくださる方がいて、励まされる思いです。今週末も何か観に行けるかな…。

ではでは、今週の週刊ザジ通信はサクッとこの辺で。皆様もくれぐれもお体に気を付けてお過ごしください！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　texte de daisuke SHIMURA