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日本とアメリカの先生
私は生まれも育ちも日本であるが、昔からどうも気になっていたことがある。
先生という人は、なぜこうも様々な仕事をしているのかということだ。
パッと思いつく中でも、授業、生徒指導、進路指導、部活動などその業務は様々だ。
大学でアメリカの教育について少しだけ学んだが、アメリカの先生達の業務はいたってシンプル。授業のみだ。
進路指導はそれを担当するスタッフがいるし、学校の保守はガードマンがいる。クラブ活動制だから学校の先生はさほど関係ないそうだ。
子供の生活習慣や道徳教育は、その親が担っていて、何か悪さをすればその責任は親に問われる。
どうやら社会が求めている教師像というのが日本とアメリカでは異なり、日本はジェネラリスト、アメリカではスペシャリストを求めているそうだ。
※ジェネラリスト=幅広い分野の技能を持つ人材
※スペシャリスト=特定分野で深い技能を持つ人材
文化や歴史の違いというのが現状を作っているのだろうが、日本は一度戦争に敗北し、アメリカの支配下にあった。にもかかわらず、このような相違点が出るのは非常に面白く感じる。
まとめ
日本では何でも屋さんが、アメリカでは専門家が理想の教師として求められている。