日記二日目【女の子とデートした記録】

 早速3日坊主どころか、1日坊主になりかける。危ない危ない。昨日は、アプリの女の子とデートしていた。

 正午に待ち合わせ場所に集合だったのだが、朝はほんと我ながらだらしがないので、10時ごろに起床して、ゆっくり準備。11時40分ごろに家を出発。

 見た目は、そこそこ可愛い。あの、皇族の佳○様に似ている感じの子だった。おっぱいも、Dカップぐらいだろうか。

※マッチングアプリの女の子というのは、ほとんどが写真を盛ったり、はっきり写っている写真を使わなかったりするので、実際に実物に出会うまで本当に可愛いのか、可愛くないのかはわからない。

集合し、「初めまして〜」という挨拶もそこそこに、

「昼ごはん食べました?」
「食べてないです」
「あ、じゃあ近所にピザ屋さんあるんでいきません?」
「いきましょう〜!」

「っていうか、同いどしですよね?タメ口で行きましょ〜」
「あ、そうですか?じゃあそうしましょw」

的なことを言ったが、彼女はしばらく敬語だった。

僕は敬語というのは、距離感が縮まらない感じがしするので、できるだけ早くタメ口に切り替えるようにしている。(年下に関しては、敬語を使わせた方が、上下関係がはっきりするので、そっちの方がよかったりもするわけだけど)

 ピザ屋さんで、いろいろ語った。仕事、趣味、好きな男性のタイプ、元彼、今までどんな恋愛をしてきたのか。僕はマッチングアプリ歴が長いので、ルーティンワークとして、話の流れとか、話題の広げ方だとかはもう体に染み次いでいる。なので、基本的に会話に困ることはない。

 90分ぐらい話し、ピザも食べ終えたので店を出る。集合場所は地元で有名な観光地なので、辺りを散歩する。

 彼女は隣の県から引っ越してきて、今は一人暮らし。パン屋さんで働いているらしい。パン屋さんという職業に就ている人に出会うのは初めだ。パン屋さんの生活リズムは特殊で、彼女は仕事の日はいつも朝2時に起きて4時に出勤、14時に仕事が終わり、19時には寝ているらしい。パン屋さんってそんな生活してるのか〜と思った。

 散歩している時に、おしゃれなコーヒー屋さんがあったので、コーヒーを買って、海岸沿いに座って30分ぐらいおしゃべりする。

 もし集合場所が繁華街だったら、カラオケにつれこんだり、ホテルに搬送したりするんだけれど、残念ながら、今回のフィールドは観光地で近くにカラオケもホテルもなかった。しかし、幸いにも?彼女はここからチャリで10分、歩いて30分ぐらいの場所に一人暮らしだったので、彼女の家に突撃する作戦で行くことにした。

「まだ2時か〜」
「そうだね、この後どうするの?」
「決まってないな。お家どこなの?」
「あっちの方(指差しながら)。近所にケンタッキーがあるところ」
「なるほど、じゃあケンタッキーいって帰ろうかな」

とか言って、とりあえず、彼女の家の近所まで歩いていく。それで、まぁ、結論から言うと、彼女の家の近所までは行けたものの、

「家にはいれないよ。散らかってるし。」

と言われ、拒否。入れてほしいと説得しようとするも、やっぱりダメで。

「しょうがないから、家まで車に送ってあげる。」

ということだった。ヨネスケ失敗である。

※ヨネスケとは女の子の家に転がり込むこと

というか、せっかく女の子の家まで来たのに、今度は女の子の車で自分(俺)の家まで送ってもらうて、どんなシュールな状況!?と思った。

しかし、不思議なことに、家まで送ってもらった時に、

「じゃあ一緒に家で映画見ようよ」

と言ったら、

「いいよ」


いいんかい。手な感じで、家に連れ込めたではないか。

ただ、今の家というのは、現在改装中で、掃除もしておらず、あちこちにゴミやら釘やらが転がっており、ムードもクソもあったもんではなく、部屋は汚いし、カーテンもついてなくてめちゃめちゃ明るいし、暑いしという最悪の状況だった。や、読者の方はどんな状況!?って思うかもしれないが、まぁ、そういう状況だったのである。

 だからか、一緒に映画は見れたし、手を繋いだり、ハグしたり、そういう軽いスキンシップはできたものの、襲おうとしたら、

「今日はダメ」

ということだった。

南無。

 ちなみに、一緒に見たのは、「リミット」という映画だ。主人公の男が目覚めると、なぜか、棺桶の中にいて、所持品は携帯とナイフとライターで、まぁ、そこからいかにして脱出するのか?って話なんだけど。この映画の凄いところは、ずーっと映画がせっまい棺桶の中で進むところ。画面に映るのはただそれだけで。マジで。でもすんごい面白い。

 ただ当然のことながら、これからセックスする、って時に見る映画ではないし、ムードもくそもあったもんじゃない。

ちゃんと環境を整えてたら多分やれてた。まぁ、女の子は単純にヤりたくなかったのかもしれないし、生理だったとか、下の毛を処理してないとか、明るいからとか、いろいろ考えられる理由はあったが、とにかく俺は敗北した。

 結局、その子からの返信も途絶えてしまった。まぁ、慣れているからまた次の女の子を探すだけである。

 と、そんなこんなをしていたら、もう19時になっていて、残っていた仕事を片付けたりしていたら、1日が終わっていた。

 日記二日目にして、早速クズな記事を書いてしまった。日記を始めて、あわよくばインスタで繋がっている高校や大学時代の友達とかにもシェアできたら良いな〜とか考えていたんだけれど、早速その可能性が消えてしまった。

 まぁ、でも、俺は女の子が好きだし、女の子やモテの話題無しに日記を書こうとしても、多分無理なので、しょうがない…..、いや、しょうがなくない。マジかー、俺もうちょっと品行方正な記事書くつもりだったんだけどなー。くそう。まぁ、後でこの記事も非公開にしちゃえばなんとかなるか。ならんか。とりあえず今日の記事はこんな感じでした。それでは。

 


 

 
 

 

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