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【コラム】僕の自社への志望と入社動機

先にお断りをしておく。このnoteに結論などない。自分の考え、想いを言語化することにある。世の中ではこの行為を「自己満」という名をつけているようだが、自分は気にしない。

さて、こうした訳の分かるような分からないような前置きは、前ではなく横に置いておこう。自分は、京都府出身。大学までは京都で生まれ育ち、就職を機に上京して、もう6年目になる。その就職というのも、広告業界、その中でもインターネット広告、Web広告、デジタル広告それらの類の支援サービス(概念としてはそれぞれ異なるが詳細は別稿に譲る)を、主に事業展開している会社に属している。

「なぜこの業界と会社に入ったのか?」

5年前の新卒の頃、よく聞かれた問いだ。正直に言う。広告ともネット広告とも知らずに、正確にはネット広告と上手く認識できずに入社した。時を大学時代に戻そう。

大学在籍は2010年~2015年。iPhoneが日本で発売された数年後に入学。当時といえば、Twitter、Facebook、LINEという、今では巨大なプラットフォームと化したSNSが台頭していた時代だ。一方自分はというと、もちろんスマホは持っていたが、SNSは全くせず、携帯電話やスマホではメールやLINEしかしなかった。実はパソコンもほぼ触ったことなかった。ネットやデジタルというのは、得体の知れない存在で敬遠していた。つまり何が言いたいのかというと、アナログ人間だったのだ。入社後に、初めてかそこらに、エクセルとパワーポイントを開いた。

話を戻そう。なぜ今の会社に入ったのか、という問いには幾つか切り口あるが、「苦手だったから」という返答がある。つまり「苦手克服」だ。ネット、Web、デジタルとは得体の知れない存在であったが、それは黒色を帯びておらず、むしろ何となく明るい色を帯びていた。

そして苦楽を経た6年目の今。得体の知れない存在のことを、ここらでようやく、むちゃくちゃ好きになっているのだ。こいつは、すごく明るく可能性に溢れ、前向きなのだ。実は、得体の知れないと思っていたのは、自分自身が、この大きな存在の陰にひそめており前から向き合ってなかったからだった。

ひとつ言えることは、ネットやデジタルの可能性なのではなく、人生において苦手なことにも不得意なことにも、訳の分からない存在に遭遇することもあるが、という話。逃げるのも一つの選択肢として持っておいた方が良いが、逃げずに向き合うとそれなりの回答が得られることも知っておいた方が良い。長年かかったが人生の糧になっている。

結論はあった。やはり自分は自覚していなかったが、人の目を気にしている臆病者なのかもしれない。この「臆病」という得体の知れない存在は何なのか。。

(終)

広告やマーケティングメインにはなりますが、Twitterへの入り口はこちらからなので宜しければ!


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