【きっと、星のせいじゃない】感想文
癌患者同士のラブストーリー。
ありふれたお涙頂戴のストーリーではなく、葛藤や期待、不安や喜びが、ごく私達の経験する恋と同じように、とても丁寧に書かれている。
あと何日、何分、何秒生きられるのか。
そんな中で愛する人と出会うこと、同じ時間を過ごすということの美しさ、儚さ、残酷さが想像できるだろうか。
題名そのものやトロッコ問題、アキレスと亀などの抽象的な問題が随所にちりばめられていて、考えてみると面白いかもしれない。
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