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学生は旅に出よう。ドイツ編

僕は学生のときに「海外」にどハマりした。
本日は僕が海外にハマったきっかけとなった旅について書いていきたい。

学生のうちに海外に行こう。これは僕が社会人になってとても強く感じたことだ。僕は学生のときに約20か国を旅した。今まで海外には1度しか行ったことがなかったのだが、僕がなぜ海外にハマったのか。

きっかけは大学1年生の冬、いつも通りホームで電車を待っていると偶然1人の友人に会った。久々に会った彼の話しを聞いているとどうやら春休みに1人でヨーロッパを周遊するらしい。冗談まじりに誘われた僕。海外には興味があったので、いいきっかけだと思い一緒に行くことにした。全てはここから始まった。

初めてのヨーロッパ。パスポートを取るところから始まる。友達も海外は初めて。飛行機、電車、宿、全てがどのように予約していいのかわからなかった僕らは旅行会社に通い詰めた。
日程は11日間、2人の話し合いの結果周遊国はドイツ、イギリス、フランス、スペインの4か国となった。僕はとてもドイツに行ってみたかったので強く推薦した。なぜなら高校の世界史の教科書で見たケルン 大聖堂が見たかったからだ。

出発当日。僕らは楽しみと共に緊張していた。初めての出国。無事飛行機に乗れるのかさえ不安になった。飛行機の中では旅先の観光地の話や税関でWhat is your purpose of your visit?って聞かれたときの返答内容で盛り上がっていた。10時間後、トランジェットでフィンランドのヘルシンキに着いた。飛行機から降りた瞬間すでに別世界に来てしまったかのようだった。寒々とした空。周りにいる背の高い人たち。目に入る表示看板は全て英語。初めて使うユーロ。全てが新鮮だった。僕たちは緊張しながらも売店でサンドイッチを買い飛行機を待った。

その後無事飛行機に乗り最初の国ドイツへ向かった。
数時間後、僕らは無事最初の目的地ベルリンに到着した。ついに僕たちの旅が始まったのだ。
飛行機を降り荷物を取りに行く。さっきまで周りにいた多くの日本人はもういない。
ここからは自分たちで行かなくてはいけないという感情に強く襲われた。
最初の目的地はホテルだ。僕たちが最初に泊まったホテル、ベルリンのアレクサーダープラッツェ。このホテルの名前だけは忘れない。

次の日の朝、緊張のせいか目覚めが早い。朝食会場へは1番乗りだった。エントランスのスタッフがとても親切な対応をしてくれた覚えがある。
今日の目的地はベルリンの壁。世界史を専攻していた僕には興味がある観光地であった。

どこまでも続く長い壁。そこに描かれた落書きがとても海外感を引き立てた。

次の目的地は今旅一番楽しみにしているケルン 。ベルリンからケルンまではユーレールというヨーロッパ内を走っている電車で移動した。
僕が楽しみにしているケルン大聖堂は到着駅の目の前にあると言う。駅に到着して外に出た途端聖堂はそびえ立っていた。その姿に言葉が出てこない。

教科書で見た世界が目の前に。高さ157m。完成までに632年の月日がかかったという。中に入ることができたので僕たちは中を覗いてみた。時折鐘の音がなる。僕らは時間を忘れただ天井を見続けた。

興奮した僕は写真を撮り続けた。写真を撮っていると女の人が何か僕に渡してきた。写真に夢中な僕はついそれを手に取ってしまった。新聞のようなものだった。僕がそれを手にすると彼女はお金を要求してきたのだ。やられた。金額にすると約8ユーロほど。
ある意味騙されたと言える。これを機に僕はこのようなことに気をつけるようになったのだ。
(しかし度々はまるのである)

夜にはホーエンツォレルン橋ごしに聖堂を見に行った。この景色はメジャーな景色だが僕にとって特別な思い出となった。

このケルンにはもう一つ僕のおすすめがある。
駅構内にある一件のソーセージ屋だ。ドイツと言えばソーセージ。ただそんな思いで立ち寄った店。ドイツ語がわからなかった僕らは他の客が食べていた美味しそうなものを指差し注文した。そのソーセージは今までで食べたどのそれよりも美味しかった。今でもそれを超えるソーセージには出会えていない。結局僕はケルン出発日にも同じ店へ行くこととなった。

ソーセージを食べながら電車へ乗り込む。さぁ次の国へ。

        次の目的地
        イギリス🇬🇧

                  続く。