見出し画像

依頼の途切れないフリーランスになる方法【Web制作・コーディング】

Web制作フリーランスになってみたけど、期待していたほど仕事がない。将来を考えると不安で仕方ない。そう思ったことはありませんか?

たとえばクラウドソーシングだって、案件ひとつ取るのにもすごい競争率。Web制作会社からの依頼だって、なかなか継続的な取引につながらない。

その一方で、次々と案件を獲得している人もいる。「自分には向いていないんじゃないか」と自信を失ってしまいますよね。

でも実は、依頼の途切れないフリーランスと仕事がないフリーランスには、決定的な『違い』があると言ったら、あなたは知りたいですか?

このnoteは、その『違い』についてお伝えすることで、あなたに変わるきっかけをつかんでもらうために書いています。


このnote書いた人


こんにちは、ケイチェ(@_za_sso_)です。

本題の前に、私のプロフィールを簡単に。

・実務未経験でフリーランスになり10年以上
・東証一部上場企業や大手企業、地方自治体の案件を担当
・某大手アパレル企業のWeb制作を1年に渡り専属で担当
・完全リモートで複数のWeb制作会社・広告代理店と取引中
・国際結婚しており国内・国外に1箇所ずつの住居がある
・寒いのが苦手で、夏は日本、冬は海外で過ごす(コロナ自粛中)

いろいろなフリーランスと接する中で、「売れている人」がどのように仕事をしているのかをたくさん見てきました。


依頼の途切れないフリーランスは『○○思考』を持っている


フリーランスには個人事業主が多いですが、個人と言えど、ビジネスをしている以上は経営者です。

そして依頼が途切れないフリーランスは、『経営者思考』を持っています。

それでは、経営者思考とはどういうものでしょうか?

それを考えるには、その反対の『会社員思考』と比べてみると分かりやすくなります。

会社員の場合、労働時間や給料を経営者に決められている代わりに、やることさえやっていれば報酬を手に入れることができます。

そのため自分の仕事量はできるだけ少なく、待遇以上の責任はできるだけ負わないように、という思考が働きます。

それに対して経営者は、顧客のニーズを見つけ、それを満たすサービスを提供することで報酬を手に入れることができます。

そのため仕事量にかかわらず、顧客の満足度にこだわる思考が働きます。

つまり経営者思考を持っているフリーランスは、自分の仕事量を少なくすることよりも、顧客の満足度や喜びにフォーカスしているのです。


フリーランスにとっての『顧客』とは?


ところで、フリーランスにとっての『顧客』とは誰のことでしょう?

パッと思い浮かぶのはエンドクライアント(ホームページの制作を発注した人)かもしれません。

でも実は、それだけではないのです。

「顧客=仕事を依頼してくれる人」と考えた場合、フリーランスにとっての顧客とはWeb制作会社、さらに言えば「あなたと直接コミュニケーションを取るプロジェクトマネージャー(PM)やWebディレクター」のことだったりするのです。

PMやディレクターが自腹でお金を払ってくれるわけじゃない、と思うかもしれません。

でも案件が発生して制作体制を整える際、あなたに声を掛けるかを決めるのは、多くの場合は彼らです。

つまり経営者視点で考えた場合、PMやWebディレクターのニーズを見つけ、それを満たすサービスを提供することが、依頼の途切れないフリーランスになるコツなのです。


思考の違いが行動に表れる


たとえばある案件で、あなたがコーディングを担当するとします。

その際に、支給されたカンプデータに以下のような不備があったら、どうしますか?

・フォントサイズに小数点以下が設定されている
・同系色で微妙にカラーコードの違う色が使われている
・テキストの分量が増えた場合を想定せずにレイアウトが組まれている

どれも、カンプデータによくある不備ですね。

売れないフリーランスはこんなとき、「ちゃんとしてください」と突き返すか、対応を相談するにしても不満を態度に出してしまいます。

一方で、売れるフリーランスは「このように修正しますが、問題ないですか?」と確認して自分の工程で不備を解消します。

実はこんな、少しの行動の違いだけで「次もお願いしよう」となるか、「次は他の人にお願いしよう」となるかが別れてしまうのです。

そしてこの『違い』が生まれる理由が、経営者思考を持っているか・いないかというわけです。

会社員思考のままだと、自分の仕事量を増やしたくない、自分の責任でないところに労力を割きたくないと考えます。

対して経営者思考だと、顧客(この場合はPMやディレクター)がしてほしいことを先回りして立ち回ることができます。

増えた仕事量は、仕組みで解決


「そんなことしてたら、いつまで経っても仕事が終わらないよ!」と思いましたか? たぶん思いましたよね。

たしかに行き当りバッタリで対応していたら、仕事量は増える一方だし、確認漏れも出てくるでしょう。

だからこそ、大事になってくるのが経営者思考です。

経営者はサービスを作り、仕組み化・効率化して収益を大きくすることを常に考えます。

カンプデータの不備だって、チェックリストを作っておいたり、留意点を事前に共有しておくなど、できることは色々あります。

大切なのは思考停止せず、「より手数を少なくするには?」を考え続けること。

「言われたことだけやる」とか「これは自分の仕事じゃない」みたいな会社員思考のままのフリーランスには、どんどん声が掛からなくなってしまいます。

売れたいなら、経営者思考を手に入れろ


分かってしまえばシンプルな話ですが、「次も」と思ってもらうことが安定的な受注につながり、あなたを依頼の途切れないフリーランスに変えてくれるわけです。

この他にも経営者思考に転換することで、フリーランスとして生きていくために取るべき戦略や、必要な行動が見えるようになります。

さらに詳しく知りたいなら、こちらのnoteに書いていますので、読んでみてください。

それでは、また。

ケイチェ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?