雑誌編集者になるはずが、販売部に配属されてしまった話。

初めてまして!
dars.と申します。
最初なので、簡単に自己紹介から。

私は

好きなアイドルと仕事をするため、もっと魅力を伝えるために雑誌編集者を目指すヲタクです。


自分が読んでいた某アイドル雑誌の編集部に入るため就留して就職活動をし、めでたく採用されたのですが…、なんと配属されたのは編集部ではなく販売部。

雑誌をつくることしか頭にないドルヲタの私は、正直ガッカリしていました。

編集部に入って、憧れのアイドルや事務所の方と一緒にいいモノを作っていく。それが学生時代からの夢でした。

大学時代は書店でアルバイトをしており、多少は出版業界の知識も備えていました。クリエイター気質ではないと判断されたのか、商品を作る仕事ではなく、売り伸ばす仕事を任されることに。

そう、出版社における販売部の仕事とは

商品を売り伸ばすこと。

売り伸ばすといってもその仕事の幅は意外と多く、

・適正な印刷部数、予測販売部数の策定
・イベント、特典施策の企画提案
・販促物の作成
・商品の売上検証

などなど、多岐に渡ります。(会社によって部署が異なる場合ももちろんあります。)

最初は嫌々やっていましたが、意外とこれが面白い。自分が策定した印刷部数で市場に流し、随時売上を確認しながら数ヶ月後に実績を検証します。自分の思い描いたような売上が出るとそれなりの達成感もあります。

今は昔のようにただ雑誌を作って書店に流せば会社がうまくいく、なんてことはありません。最近では、この販売部の仕事こそがこの出版不況(とは断言できないが、)の中で最も重要な役割なのでは?とも思い始めました。

ただ一口に商品を売り伸ばすと言っても、それが簡単に行けば今のような業界状況にはなっていないはず。売り伸ばすどころか、雑誌の発行部数、売上は減少するばかり。返品率の良化を図るのが今の主流みたいですが、売上が追いつかないという状況。

今後は、会社や出版業界の課題に関して思うことも書いていきたいと思います。

初回はとりあえずこんなところで。


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