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02/27の日記 (夫婦喧嘩)

夫婦喧嘩というものをあまりうちではやらない、という話はたまにnoteに書いていると思うけど、全くもってないわけではない。ずっと手と手を取り合って隙あらば見つめ合っているラブラブな夫婦なわけじゃない。(そういえばそういう夫婦こそよく離婚するのを目にする。30代後半ってそういうのが多くなるのかな…その話はまた今度書いてみたい)

夫婦喧嘩をやらない理由はひとつで、妻が怒らないからだ。今でこそ家族ファーストを謳う麺類野郎の僕だが、妻が臨月のとき、友人と飲んで酔っ払って「ちょっとそこ座って休もうぜ」と言って、そのまま新宿の大黒屋の前で朝8時まで寝てたことがあった。

このときはマジで怒られた。怒られたというか、とっても悲しませてしまった。それで、「あぁ、もうちょっと、ちゃんとしなきゃ」と思った。

そもそも夫婦喧嘩というのは、どちらかが怒りを示すことでスタートする。怒りが現われるのは、そこに意見の相違があるわけで、「自分は朝はごはんがよかったのに、今日もパンかよ」とか、「なんで私が洗濯機を回す前に、パジャマ抜いでくれないの?」とかそういう些細なことでも発生する。

この解決策としてはやはり、夫婦間でよく話をすることであろうし、同じ時間を多く共有することが大事だ。夫婦の仲であっても相手を観察し、どんな気持ちかを感じ取ることをできたほうがいい。

僕らは結婚生活のほとんどを海外で過ごしたことで、文字通り家族身を寄せ合って生活したし、困ったこともやっぱり多いから、その度によく話をして決めてきた。ずっと日本にいたら、話し合いなんてせずに僕はまだ大黒屋の目の前で朝まで寝ていたかもしれない。

同じ時間を多く過ごそうとすると、やはり共通の趣味があったほうがいいわけで、でもわれわれ夫婦は浅く広くタイプで、「これが趣味!」と胸を張って言えるものがない。たぶん唯一言えるのがお酒で、これはどちらもとっても好きだ。おいしいご飯とおいしいお酒があれば、ずっと二人で話していられると思う。

そんな我々の共通の趣味とも言えるビールとかワインとか、焼酎とか日本酒とか、焼鳥とか焼肉とかタコぶつとか平目の刺身とかキムチとか炙り明太子とかそういうものって、健康な状態じゃないと楽しめないから、やっぱりつまるところ夫婦で健康でいたいな、と思った朝。たくさん眠ったら、体調が戻ってきた。


お蕎麦屋さん開きたい。