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【ネタバレ】『旅がなければ死んでいた』

坂田ミギーさん。

広大な大地の中で、全裸の後ろ姿がインパクト大!な旅本。

私と同年代の女性が、失恋や仕事への行き詰まりから旅に出て、そこで見えた世界を伝えてくれている。

旅先のチョイスが興味深く、オーカス島のパーマカルチャーやポートランドの「シティ・リベア・プロジェクト」など、面白い取り組みをしているところにも足を運んでいて、さすが広告の仕事をされていた、バリバリにできる女性なんだろうなと思いつつ。

全体的に裸が多くて(笑)親しみやすい人柄も持ち合わせているのが、さらに素敵な女性だな〜と思った。

チベット「コルラ」やギリシャの裸島、「アフリカバーン」は私も行きたい!って心震えた。純粋に、こういう情報は一体どこで手に入れるんだろう?

そして最後に怒涛の恋話(笑)でも、鉄のパンツを履いて長旅をして、最後に運命の人に出会えたというのは、人生なにがあるかわからないの最高事例だと思う。

旅をすると、自分の帰る場所にも向き合う機会になる。いろいろなものを自分の目で見て、触れて、聞いて、感じて、思考する。

そこで染み渡った自分の価値観や人生の糧は、場所を選ばず、どこにいようが自分のその後の生き方を支えてくれる。

旅に出たいな〜。

順調に?恋愛結婚をして、早くに妊娠・出産をして。2児の母になり、生活はこども中心。「結婚」とか「夫婦関係」に昭和や平成をひきづって生きてきてしまったけれど、第二子出産後にバラバラと崩れていった。

しんどくて、自分というものが無価値のように思えて。

そんな価値観を自分で選ばなくていいんだ、と殻を破けてよかった。この本にも書いて合ったけれど、自分の小さな世界の当たり前は、いつでもいつからでも変えていける。

次に旅に出たら、私は何を想うんだろう。

日常と、非日常は交互に続いていく。旅には終わりがあって、いつか日常になって行くのだろうけれど。日常をさらにアップデートできるワクワク感が常に旅にはある。

10年前のバックパックはまだ使えるよ!?

あー、旅に出たい。まだ見ぬ人が、景色が、きっと私を待っているよー!!!!



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