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私の超(小)能力

(ヘッダーのイラストがあまりに可愛かったので、記事には関係ありませんが使わせていただきました)

古い子供向け雑誌をときどき購入します。
昭和2年創刊のキンダーブック(フレーベル館)、昭和12年創刊チャイルドブック(チャイルド社、前身コドモノヒカリ)、昭和27年創刊よいこのくに(学研)、昭和43年創刊ワンダーブック(世界文化社)のあたりが有名かなと思います。

私が興味を持つのは大体昭和40年〜60年のあたりで、古い雑誌であるうえに幼児が読む雑誌ですので保存されているものは少なく、何年の何月号というピンポイントの探し方では希望のものはほとんど見つかりません。あっても状態が悪いことが多いです。

そのため、探しているものが出たときは、状態がよければちょっと高額でも頑張って買っていました。一度逃すと、次にいつ出会えるかわからないと思っていたので。
実際、購入できなかったもので出会えない本はあります。あのとき頑張ればよかった!と後悔しているものもたくさん…。

が、不思議なもので、集まるものは何冊も集まるのですね。その号だけが出版数が多かったとか、残したいと購読者が思うような何かがあったとか、考えたこともありましたが特別な号でもなさそうなのです。
最初は思い切って買ったお値段でしたが、その後は500円くらいのお値段で出会ったりして複雑な気持ちでした(笑)。

探しているものには特別にアンテナが働くのでしょうね。
幼児雑誌以外でも「集まる」ことはありました。
ほとんど売れなかっただろう児童書で、図書館でも保存がなく、地域外の図書館からわざわざ取り寄せてもらったような本も「絶対買うぞ」という執念執着で探しまくり、なんと手元に三冊集まってきました。それも一番はじめは二ヶ月迷うようなお値段でしたが小遣いをためて買いました。絶対出てこないと思ったのですよね。それが十年くらいの間に二冊、それも1000円前後で購入できたという。状態も悪くなかったです。

「欲しい!」と思うと十年だろうがアンテナを張り続けること、古書に関しては比較的検索が上手い(らしい)こと、そういった自分の特性から、レアなものでも自分が本当に欲しければ絶対に手に入る、と、確信しています。

私はこんな方面で確信を持っていますが、ひとそれぞれに確信を持てる部分があると思います。それはひょっとしたら超能力のひとつなんじゃないだろうかと思ったりします。

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