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「好きなものを選ぶ」のではなく「嫌いなものを避ける」

洋服を買うとき、家具を買うとき、住む場所を選ぶとき。
いざ、本当に買うために品定めをするとなると、私は自分の好みがわからなくなります。
洋服はまだしも、家具や住む場所、住む家となると、とたんに混乱してしまいます。
水辺の近くがいいと思うと山の中もいいと思い、都会がいいと思えば郊外がいいと思う。ミッドセンチュリーテイストがいいなと思えば和モダンもいいと思う。カタログを見たら北欧テイストも素敵なんだ!と思ったり。

雑誌やインターネットでたくさんの例を見れば好みが固まるかも?と思ってどっさり見てみましたが、物心ついてからン十年、未だに固まっていません。
なのでテイストや条件で考えるのではなく「素敵なものは素敵」なんだな、と思うようになりました。
「嫌い」なものではない以上、「素敵」と思うところがあればどんなテイストでもどんな場所でも、私はそれなりに楽しくやっていくな、と。

むしろ「嫌い」なものを絞るほうが重要なのかもしれません。
「ザラッとする」を見逃さないように、妥協して「いつまでも気になって」しまわないように、嗅覚を鈍らせないようにしたいと思っています。
特に私はなんでもかんでも否定してしまうところがあるので…
「嫌い」じゃなければいったん受け止めてみようと思います。「好きなもの」にこだわらなくなれば、チャレンジしてみようと思う幅も広がるでしょうか。

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