2024年上半期の投資成績振り返り(日本株・前編)
はじめに
この記事は自身の投資判断を振り返り、今後のパフォーマンス向上に繋げる事を第一の目的としていますが、ご意見・ご感想はどなたでも歓迎します。
運用額
約590万円
国内株式:250万
米国株式:220万
投資信託:120万
投資スタイル
バリュー株&高配当株の中長期スイングトレード(現物)
オルカン積立など
実現損益
年初に買付した金融株の利益が約半分。去年から保有している株の利確を含んでおり純粋な2024年買付分のパフォーマンスはもっと低い。好調な日本株の地合いに助けられて過去最大の確定利益となった。
INPEX(1605)
2022年5月買付。新NISA枠の投資余力を得る為に利確。持ち続けていれば更に4万円以上プラスの見込みだが悔いは無い。昔過ぎて購入理由は覚えていない。
ANAホールディングス(9202)
急に優待航空券が欲しくなって2023年11月末に買付。2月くらいから急激に下げ始めてメンタルが持たず売り。自腹で旅行しろと自分に言い聞かせた。
年来高は3,385円(2/1)、年来安が2,870円(6/17)なので可もなく不可もなく。買付理由と売付理由がずれてる点を反省している。
商船三井(9104)
2023年9月下旬買付。新NISAの余力確保のため利確。ここまでの年来高は5,511円でまずまず。配当金は諦めた。
海運は当時何となく上昇傾向にあり運良く波に乗れた。根拠なし。というか2023年の下半期は外国人が大幅買い越しでとにかくラッキーだった。
アステラス製薬(4503)
今年一発目の問題児。高配当利回りで勝つ低PBRをスクリーニングして買付したが、日経アゲアゲ相場の中だだ下がりし、直近の決算が超悪かったので損切り。(買う前に見ろよ)
おまけに貴重なNISA成長投資枠を18万円潰す。
結果的には本決算で減配はなく、配当落ち後は1400円台で下げ止まり1600円超えるまで戻しているので、NISA枠の高配当銘柄である事を踏まえればホールドが正解だったのかもしれない。
過去に減配(無配)で痛い目みてるので、損切りした事は後悔していない。
矢作建設(1870)
買付時期は恐らく2023年の下半期。この頃はまだ配当利回り5%超えの日本株がそこそこあった。
貴重な旧NISA枠を利確するかはかなり迷ったが、国内メインの建設銘柄がこの先爆上げするとも思えなかったので売り。結果的にこの時期の株価を超えたのはつい最近(6月下旬)で判断自体は間違っていなかったと思う。
JFEホールディングス(5411)
2023年下半期の買付。相場が良過ぎただけ。
アドヴァングループ(7463)
年初に買付して3月の本決算前に売り。Q3の決算が超保守的で本決算で大幅な為替差益が確定していた。ただ本業の業績が良いかというとそうでもなく、特別利益による株主還元期待で買い付けた。
配当落ち後の暴落が目に見えているせいか上値も期待したほど伸びなかったのが誤算。
売買タイミングだけは良かったが何故NISA枠を使ったのか意味不明。「そこにNISA枠があったから」だろうか。
うん、多分この時はNISA枠を使い切るなんて思ってなかった気がする。
三菱HCキャピタル(8593)
年初買付。昨年とにかく流行っていた。流行っていたから買ったのだがブームは既に終わっていた。辛うじてプラス。
NISA成長投資枠を使ったのだから長期保有するつもりだった筈だが、全く伸びないのが忌々しくて売り。
テクニカルで損切りラインを決めてホールドが良かったかも。
三菱UFJフィナンシャルG(8306)
こちらは年明け1/17買付。旧NISA枠の同銘柄の含み益があり買い増しを悩んでいたが、後述する三井住友FGと合わせてメガバンクはどう考えても割安水準だったので成長投資枠で買い増し。勿論売る気なんて更々なかったのだが、3月末頃の若干の調整でチキって売ってしまった。
結果はご存じ、現在まで上げ続けており手痛い。
漠然と割安感だけで買っているので反落があった時に自信が持てない。
オリックス(8591)
昨年買付分の利確。きっかけは、株はやってないけどいつの間にか事業をやってお金持ちになっていた古い友人に会う機会があり、彼がオリックスは商売が上手いと言っていたから買ってみたら順調に伸びた。
今なら四季報のROEをみて「なるほど確かに資本効率が良いよね」等と言い返せたかもしれない。
直近では3600円台まで上げているが、更に上げてもおかしくはないと思っている。
LIXIL(5938)
失敗銘柄そのNo.2。バリュー株という事でNISA枠を使ったのだが、いかんせん内需系は伸びなかった。機会損失がでかいと見て損切り。
配当落ち後なので実損失はもっと少ない。
現在でもPBR1倍割れで、配当利回りも悪くないので全然ダメという訳でも無い。
長期保有するつもりでNISA枠を使ったのに短期的な機会損失に目移りして手放すという一貫性の無さが一番の失敗。
あとがき
全銘柄書くと意外に長くなりそうで前後編に分けました。
後編では、4-6月の日本株調整期間に売買した銘柄が増えるので結構損切りが出てます。
自己紹介
2012年になけなしの100万円で投資デビュー。ユーグレナ(2931)に老後の全てを託そうとして失敗。塩漬け退場を経た2021年、遂にユーグレナにお別れを告げて投資再開。過去最大の損失は2023年のルーメン・テクノロジーズ(LUMN)で3,300USD(45万円前後)。
ちなみにユーグレナの損失は後から計算したら25万くらいで、2012年から2020年までのトータル損益は30万くらい勝っていた。すぐに損切りして投資を続けていれば良かったと反省している。
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