ゲーム作りと私

かれこれゲーム作りを始めて5年がたったのでゲーム作りのきっかけと経歴を記録するものです。
自己紹介であり、自分語りであり、日記です。
作ったゲームの一覧はこちら

ゲーム作りのきっかけ①…ポケットカメラと私

私のゲーム作りのきっかけは何だったかなと思い出してみたところ、おそらくポケットカメラ。

ポケットカメラは任天堂より発売されたゲームボーイ用ソフト。撮影した写真に落書きしたりアニメーションにしたりと言った機能がある

そもそもゲーム制作とは関係のないゲームボーイ用ソフトなのですが、写真に効果音を流したり他の写真へジャンプするクリックポイントを作れる「ピクトリップ」という機能がありました。
それを使用してゲームのようなものを作って友達に遊ばせていた記憶があります。
ゲームとは言っても写真に写った敵の弱点をクリックさせ、その弱点が正解なら勝ち、外れなら負けというただの運ゲ。
ゲームと呼べるかどうかも怪しいですが、これが私が初めて作ったゲームでした。

こんな運ゲを作っていた。しかも友人に遊ばせていた。すまん

ゲーム作りのきっかけ②…パワプロと私

ゲーム作りというか創作全般の話なのですが。
私は実況パワフルプロ野球というゲームシリーズが好きで、当時ネット上にはにたくさん存在していたパワプロ攻略サイト巡りが日課になっていました。

今はeBASEBALLパワフルプロ野球と言うらしいですね

攻略サイトはたくさんあるため各サイト住民を確保するため様々な工夫を凝らしていました。
攻略情報(サクセスの育成理論が多かったですね)の他にもキャラクターのイラストを掲載したり、パワプロの世界観を使った小説・SSを書いたりといった創作活動も盛んに行われていました。
私もそれに乗っかって多くの黒歴史を生み出しました。これが私のネット上での初めての創作活動です。
イラストや小説については語ると長くなるうえに黒歴史がすぎるのでゲームに絞って話すと、当時フリーで公開されていたスーパーまさおというゲームのキャラをパワプロ風に改変していました。

名前の通りマリオ風のゲームで、キャラの画像を差し替えたりステージをエディットすることができた

素材を差し替えただけなのでゲーム制作とは言えないものの、これが私が初めてネット上で公開したゲームです。

ゲーム制作①…RPGツクールフェスと私

その後は受験など諸々でゲーム制作、というか創作活動そのものから遠ざかっていたのですが、余裕ができたころに久々に何か創作活動をしてみたいなと思い立ち丁度発売されていたRPGツクールフェスを購入。ここから本格的にゲーム制作というものを始めることになります。

とはいってもゲームを作りたいというだけでどういうゲームを作りたいといった構想はまるでなかったので取り敢えずサンプルキャラの「アスティ」というキャラクターの設定を借りて一作目を完成させた。
それが「帰ろう 私たちの村へ」。記念すべき(?)処女作である。

アスティはRPGツクールフェスのサンプルデータのキャラ
ストーリーも行方不明の兄を探すというものだった

で、評判の方ですが…
自分で言うのもなんですがまぁまぁだったと思います。

Twitterを始めたのもこの頃で、今でも交流させて頂いてる人もたくさんいます。ここからゲーム制作にハマることになり、かれこれ5年も続いているわけですね。

ゲーム制作②…RPGツクールMVと私

3DSからゲーム制作にハマった私はもっとゲームを作りたいと思うようになり、PCでゲームが作れるRPGツクールMVを購入しました。

絵を描き始めたのもこの頃です。当時は曲線ツールを組み合わせてキャラクターを描いていました(綺麗な線が引けてる分今よりもマシかもしれない)。
初めてのPCツクールに手こずりつつ、キャラクターを自分で描くという結構な労力をかけて完成したPCツクールの初作品が「イチゴ亭へようこそ!!」というゲームでした。

オムニバス形式のRPGということでキャラクターを色々作ったり各キャラのストーリーも考えたりそれらが繋がるようにしたりと結構苦労したのですが、正直評判はイマイチでした。
というか感想がほとんど付きませんでした。
当時感想が付いたと思ってみてみたらバグ報告でがっかりした記憶があります。

そこから反省して自分なりに色々勉強して作ったRPGツクールMVの2作目が「VIT全振りと行く!!」です。

TRPG風のアドベンチャーということで時間経過とともにイベントを発生させていくシステムでした。
「コモンイベント」という概念をこのゲームを作り始めてようやく理解し、かなり試行錯誤しながら完成させた記憶があります。
前述のイチゴ亭へようこそは本当にRPGツクールを使ったただのRPGという形だったので、初めてシステム面を頑張ったゲームでした。
評判の方ですが概ね良好で、実況動画を上げてくれる方もいたり、最終的には第14回ふりーむ!ゲームコンテストにて賞を頂くことが出来ました。
ゲーム制作で賞をもらう、という経験は初めてで、とても嬉しかった思い出があります。
今になってもかなり思い入れがあるゲームの1つです。

ゲーム制作③…RPGツクールMZと私

結局PCでのゲーム制作にもどっぷりつかることとなった私はRPGツクールMVの続編であるRPGツクールMZにも手を出すことになります。

正直ツクールMVの機能も使いこなせていなかったのでこれを買う必要があったのかは疑問ですが、とにかく最新のツクールを使いたいという気持ちがありました。

ここでようやくスクリプトという概念を学び、作り出したのが「PokerVoice」です。

声を頼りに相手の手を読むポーカーゲーム、ということだったんですが、とにかくポーカー部分を作ることに苦労しました。
コモンイベントの組み合わせでもヒイヒイ言いながら作っていた私が一つのカードゲームをスクリプトを使って製作するのはかなりの苦労を要しました…
が、ここで学んだことは今になっても役に立っています。
これを作ってなかったら今でもイベントの組み合わせだけでゲームを作っていたかも。
このゲームの評判ですがそもそもボイロは既存の人気キャラでありポーカーも既存の人気ゲームなのでプレイ数はそこそこ稼げています。
有難いことに第7回PLiCyゲームコンテストにて賞を頂いていますが私だけの力ではないでしょう。

ゲーム制作④…ラノゲツクールと私

ここまでRPGツクールでの制作に触れてきましたが、それと並行してラノゲツクールというツールにも手を出していました。
もうゲーム制作にハマってツクールならなんでもいい、といった感じです。
特にラノゲツクールは基本無料のスマホアプリだったのでリリース日に迷わずインストールしました。
残念ながら約2年ほどでサービス終了してしまいましたが…
そこで作成したホラーノベル「ヨシミサン」はラノゲツクール限定のコンテスト「ラノリンピック」なるイベントで優秀賞を取ることが出来ました。
(とはいっても確か参加者は十数名。この人の少なさがサービス終了の原因か…)
サービス終了後は二度とプレイできなくなってしまうため、勿体なくてPCゲームとして作り直した思い出があります。

また、PC版のラノゲツクールとして「ラノゲツクールMV」というツールも購入していました。

かなり豊富な機能があり扱いは大変だったのですが、これで制作した「メイちゃんと夢の世界の大冒険!!!」は第5回PLiCyゲームコンテストにて賞を頂いており、そこそこ使い込んだ思い出があります。

https://plicy.net/GamePlay/52925

今後について

とまぁRPGツクールフェス以降ツクールと名が付けば全て購入してしまう程度にはゲーム制作にハマっている私ですが、最近はさらにティラノスクリプトやUnityにも手を出し始めました。
1つゲームを作ると今度はあんなゲームを作りたい、こんなゲームを作りたいと考えるようになり、手を出すツールが増えてしまいます。
今後もいろいろなゲームを制作していきます。
プレイヤーの皆さん、いつもプレイありがとうございます。ゲーム制作者の方、仲良くしてください。
今後ともよろしくお願いいたします。

#ゲームの作り方






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