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主体的な関わりの為に…

近年、様々なビジネスツールやセルフケア、学び(行動促進や思考支援)などに関するツールがあふれかえっている。

ツールを活用をする上での準備や前提条件、目的や効果などを、その人自身の日常生活や関心に基づく体験に準えて、有用性の実感を伴う段階的な理解を促すことが必要であると考える。

これにより「何か、よく分からないけれど良いらしいツール」との理解により「これをやっていれば上手くいく」などの誤解により、浪費される時間と費用を抑えることが出来るのではないだろうか。

必要な準備や解釈の前提となる根幹の部分をよく知らないままに、独自の解釈で手順をすすめ、結果が思わしくないことで「騙された」や「使い物にならない」などとレッテルを張ってしまう。一度ついた先入観を書き換えることが難しくなる。

しかし、ツールを進めていくうえで頼りとなるマニュアルも出来上がったパターンを帰納的に説明した場合が多く、これを読み解くことは、なかなか難しいのも事実であるといえる。細かく、多様な表現や例示を尽くした分厚いマニュアルもまた、意味がないことは云うまでもない。

教育現場や医療現場に限らず、様々な場面で主体的な関わりの重要性を叫ばれる中で、これまでの他人任せ、専門家に任せておけば…との観念を生んできたやり方から、新たな仕組み、取り組みが必要ではないだろうか…



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