東京のホテル宿泊記録(20: 三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア)
ホテル生活27日目です。神宮外苑(千駄ヶ谷)から移動して渋谷に来ています。諸々の事情で sequence|MIYASHITA PARKは今回で3回目の来訪。チェックインが17時からなので、ただいま併設カフェで執筆中です。店内で流れるチルな音楽がめちゃくちゃ好みです。
緊急事態宣言中ということもあって、流石の渋谷も人出はまばら。1回目の緊急事態宣言ほどではありませんが、MIYASHTA PARKの商業施設はホテル部分を除いて全館休業、近くでいうと飲食店は半分くらい休業、タワレコも閉まっていて、流石におとなしくしている他ありません。
今回は昨日から今日にかけて泊まっていた三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアの宿泊記録です。日本橋に続き、プレミアブランドということでデザイン的に見どころが多くて、1泊で去るのは少し惜しい感じでした。
立地は新国立競技場の目の前。南側に新国立競技場と明治神宮球場、ラグビー場など運動施設が整備されており、緑の多いエリアにポツンと建っているので、都内というよりリゾート地に来たような感覚になります。
今日からGWということもあってか、お客さんがそこそこ多くて驚きました。だいたいがカップル・夫婦・女子旅という感じでしたが、遠方からのお客さんというより、どこにも遠出できない都民がホテルにステイケーションしに来ているように見えました。
外観は目の前の隈研吾設計の新国立競技場と呼応するように木枠のようなデザインでテラスを作り込んでおり、印象的なファサードとなっています。全客室にテラスがあるというのは都内の三井ガーデンホテルでは唯一無二です。(後ほど室内からの様子も見ます)
1階はエントランス、ロビー、レストランというところは一般的な都市型ホテルという感じなのですが、大きな車寄せ、駐車スペースがあるのはこの立地ならでは、というところ。
エントランスの作りはかなりゆったりしています。自動扉を開けて、目の前に大きなソファがアートのように空間を彩っています。エントランスの左側がロビーですが、天井高も高さからもゆったり感が漂っています。
エントランス右は「RISTORANTE & BAR E'VOLTA」というイタリアンレストランとなっており、朝食の時間はかなり賑わっていました。ベーカリーが併設ということで、私はフレンチトーストを買って部屋で食べました。
2階に大浴場、ランドリー、ジム、今は緊急事態宣言中で利用不可となっていましたが、ゲストラウンジもあります。またなぜか、ダイアローグインザダークの施設も併設されています。こちらも今は休業中とのこと。
他には屋上階(13階)にルーフトップテラスがあります。展望台のようなものです。お風呂に入った後に登ってみましたが、2人でかけられる大きなソファがポツポツ置いてあるだけで他には何もなく、誰もおらず寂しい空間になっていました。まあ、時間帯もあるでしょうが、せっかくこんなスペースを設けているなら、ここを訪れる積極的な理由が欲しいところです。
さて、エレベーターで客室へ向かいます。動線の途中にもそこかしこにアートがあり、リゾート感を演出していました。
泊まったのは4階のモデレートツイン(24.7平米)これにテラスがつくので、部屋の広さは今まで泊まった三井ガーデンホテルの中でダントツに広かったです。部屋の扉を開けると、手前が3点セパレートの水回り。その奥に寝室空間が広がっていますが、空間は繋がっているためかなり広く感じます。
水回りは天井まで黒を基調しており、かなり落ち着いた印象ですが、鏡が吊りだったり、トイレに花瓶が置いてあったり、影絵のような演出がなされた照明があったり、いちいちオシャレです。
そしてこの水回りの空間と寝室空間は大きな引き戸により仕切ることができます。日本橋の時は申し訳程度の目隠しでしたので、こちらの方がより重厚な作りとなっています。
寝室側のベッドボードや照明のデザインはこんな感じ。電球のようなペンダントライトや間接照明の使い方がうまい。
テラスと繋がる窓際の空間は床、壁、天井とも木張りの仕上げで額縁効果を狙っています。フローリングは初めてでした。
カップ・グラスや冷蔵庫が納まる棚はこんな感じ。上部には、ボトルシップのようにガラスを使った置物や競技場をモチーフにした盾のようなアートなどが飾られています。面白いですが、ここまでやる意図はよくわかりません。
テラスを見てみます。運よく南側の客室だったので、目の前に競技場が広がっています。すごいアングル。この位置で見られるのはなかなか贅沢なものです。
奥行は2mほどとかなりゆったりしています。ただ、設えとしてはベンチがポツンと置いてあるだけで、ここで長時間過ごすことは想定されていないのかな、という感じ。気候の良い季節は競技場を眺めながら、ずっといたくなるようなそんな空間にしても良いのになぁ、という気もします。
そういえば、外でも寒くないように、という配慮からか、ナイトウェアの他にクローゼットに袖を通せるブランケットがありました。多分可愛い女の子が羽織ったら可愛いやつです。
最後に図面を見てみます。いつも40分の1サイズ(1マス200mm)で図面を書いていますが、1ページに収まり切らずにレイアウトに失敗しました。
断面図も書こうと思いましたが、難しいですね。最近仕事では全く図面を描かないので、下地の仕様などを想像して書くという訓練が単純に足りていません。。。
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