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Vol.22 首都高バトルZEROを語る その5(終)

※本記事は『Vol.21 首都高バトルZEROを語る その4』の続きです。

個性豊かな通り名をあなたに「B.A.Dシステム」

 首都高バトルシリーズ、街道バトルシリーズのユニークな特徴の一つにB.A.Dシステムという物が有ります。B.A.DとはBattle Ability Decisionの略で、プレイヤーのバトル内容に応じて通り名がつく、という物です。首都高バトル0の場合、バトルの回数、バトルで決着がつくまで走った距離、バトル中の平均速度や最高速度、リタイアの回数、アザーカーや壁への接触回数、勝率といった様々な要素から決められます。いい走りをすればカッコいい名前に、悪い走りをすると不名誉な名前になってしまいます。

ゲーム開始時は通り名がランダムに設定されています

 また、特定の車種にチームステッカーを貼るとバトル状況に関わらず、特別な通り名が与えられます。例えば、AE86のワンメイクチームであるROLLING GUYのチームメンバーは全員「ローリング野郎○号」という通り名が与えられており、プレイヤーがハチロクにROLLING GUYのステッカーを貼るとローリング野郎0号という通り名になります。ボスキャラである迅帝(R34のカスタムカー)や白いカリスマ(FD3Sのカスタムカー)も専用のステッカーと車種の組み合わせで特別な通り名に変わります。但し、この2人の場合は専用のカスタムカーでなければならず、通常のR34やFDに彼らのステッカーを貼っても通り名は変わりません。

 また一度も負けずに400人のライバルに勝つ(引き分けは負けにカウント)と、「首都高の伝説」という最上級の通り名が与えられます。この通り名を得る事は簡単ではなく、もし授かる事が出来ればそれは立派な勲章といっても過言ではないでしょう。

 首都高の走り屋の世界で何人もの走り屋を倒していき、その頂点へと登りつめていく。今日も何処かで新たな首都高の伝説が生まれているのかもしれません。

(終)


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