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【2022年12月号】ZAKONE編集部が選ぶ今月の睡眠ニュース3選(ZAKONE NEWS REPORT #2 )

私たちZAKONE(ザコネ)は、睡眠業界を盛り上げるために生まれた、企業や個人を繋ぐコミュニティです。こんにちは!ライターの山下です。

睡眠に関するありとあらゆるニュースに目を通すZAKONE編集部。今月も編集部内で話題となったニュースを厳選して紹介していきたいと思います!
(2022年12月1日~27日までのニュース記事を選定しております)

1.睡眠の量と深さは脳の別々の部位で制御 

その量や深さは脳の別々の部位で制御されていることなどを筑波大学などの研究グループが世界で初めて明らかにしたと発表しました。
研究グループは、睡眠障害の治療法などの開発につながる成果だとしています。
研究結果は筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構の柳沢正史機構長と東邦大学大学院医学研究科の船戸弘正教授などの研究グループが科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。

NHK「睡眠の量や深さ 脳の別部位で制御 初めて明らかに 筑波大など」

睡眠は「SIK3」と呼ばれるたんぱく質が深く関わっており、その他に「LKB1」や「HDAC4」等のたんぱく質の連鎖反応によって起きる「HDAC4」とリン酸という物質の結びつきが睡眠が促されることが研究で分かったそうです。
また睡眠の量は視床下部が、睡眠の深さは大脳皮質と呼ばれる脳の部位がそれぞれ関わっていることも今回初めて明らかになりました。
筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構 柳沢機構長によると「寝ないでいると眠くなるというのは当たり前だと言われるかもしれないが、そのメカニズムは全く分かっていない。そこに至る第一歩だと思っている」と話しています。

2.睡眠の質が高いのは朝にトレーニングをしている人

ヘルスケアコンサルティング事業を行うアルファメイル(神奈川県鎌倉市)は、18~72歳の週3回以上筋トレをしている男性を対象に、「就寝前の筋トレが睡眠の質に及ぼす影響や最も睡眠の質が高まる筋トレのタイミング」について調査した。

ITmedia「筋トレのタイミングによる寝つきへの影響を調査 睡眠の質が上がる時間帯は?」

記事によると、18~72歳の週3回以上筋トレをしている男性600人の内、トレーニングをするタイミングが「夜(午後7~午前3時)」と答えた人が一番多かった(60%)一方で、朝にトレーニングをしている人の方が「睡眠の満足度」、「寝つき」、「目覚め」ともに満足度の割合が一番高かったそうです
また一般的に就寝前の運動は寝つきが悪くなると言われておりますが、「昼(午前10~午後3時)」「夕方(午後4~6時)」、「夜(午後7~午前3時)」で大きな差は見られなかったとのことです。

3.ZAKONEのオープニングイベントを開催。睡眠課題解決に向けた取り組みについて、参画企業同士がトークセッション

先日、初めて開催されたZAKONEのピッチイベントを電波新聞様が取り上げてくださいました!当日の模様は別記事にて取り上げますのでお楽しみに!

まとめ と 余談

以上が今月の気になった睡眠記事になります。
ZAKONEの初めてのイベントには多くの企業と個人の皆様にお集まりいただきました。これからも睡眠業界を盛り上げるべく、多くの企業様と個人を繋ぐイベントや、情報発信できるように精進して参ります!

最後に余談です。ジャパニーズヒップホップ界、いや、日本の宝、PUNPEEさんの最新作「Return of The Sofakingdom - EP」が12月7日にリリースされました。筆者も鬼リピ中です。その中から1曲貼っておきます!


執筆 ZAKONE編集部  山下航


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