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【睡眠ニュース6月号】睡眠関連で128品増/冷凍冬眠/他

私たちZAKONE(ザコネ)は、睡眠業界を盛り上げるために生まれた、企業や個人を繋ぐコミュニティです。こんにちは!ライターの山下です。

睡眠に関するありとあらゆるニュースに目を通すZAKONE編集部。今月も編集部内で話題となったニュースを厳選して紹介していきます!
(2023年5月29日~6月25日までのニュース記事を選定しております

睡眠対策の食品・飲料が活性化、機能性表示食品は1年間で128品増加、カフェインレスも好調

睡眠対策の食品が年々拡大している。機能性表示食品では、消費者庁の受理数が過去1年間(2022年4月~2023年3月)で128品となり、現在発売している商品は237品と拡大している(受理数の累計は507品)。発売中の237品のうち、サプリメントを除く加工食品は68品で、そのうち多い機能性関与成分は、GABA(35品)とL-テアニン(10品)となっている。

出典:食品産業新聞社「睡眠対策の食品・飲料が活性化、機能性表示食品は1年間で128品増加、カフェインレスも好調」

食品分野での睡眠対策商品が年々増えています。消費者庁によると、現在発売している機能性表示食品は237品と拡大傾向にあり、うち加工食品は68品中45品が、睡眠の質向上に繋がる成分、GABA(35品)やL-テアニン(10品)の商品だといいます。
記事ではコロナをきっかけに体調管理の意識が高まったとあり、ヤクルトのY1000は1日あたり販売本数は200万本を突破。GABAを配合した片岡物産の「バンホーテンの快眠ココア」は2022年8月に発売以降、当初計画比の2倍以上の売れ行きになっているそうです。
一方、覚醒作用があるカフェインの含有量が少ない「カフェインレスコーヒー」製品を強化する企業も増えており、全日本コーヒー協会によれば、デカフェ(カフェインレス)コーヒーの輸入数量は、2022年に過去最高になったとのことです。

“平均睡眠時間”6月が最短? 「気温が上がるに従って睡眠障害は増えていく危険性」対策は…

夜中もジメジメした季節が続き、寝苦しいと感じている人も多いのではないでしょうか。
●今の時期が睡眠“最短”
●寝苦しさ…どう解消?
以上のポイントを中心に詳しく解説します。

出典:日テレニュース「【解説】“平均睡眠時間”6月が最短? 『気温が上がるに従って睡眠障害は増えていく危険性』対策は…」

6月の平均睡眠時間は「5時間56分」と1年で一番短いそうです。これは6月21日の夏至により太陽が出ている時間が長く、眠りを誘うメラトニンは、光がなくなってから分泌されるため、日が暮れるのが遅くなると、それだけ眠気がおきる時間も遅くなるためです。
この時期の睡眠不足は、熱中症の危険性が高まるため注意が必要で、十分な睡眠時間をとることが非常に大切です。
記事では、この時期の睡眠時間の短さは「暑さによる寝苦しさ」にも触れ、寝苦しさの解消に、エアコンはタイマー設定ではなく「つけっぱなし」で、安眠環境を維持することが重要としています。

超音波照射でマウスが休眠状態に 「冷凍睡眠」より手軽に医療、宇宙旅行に応用可能か

<脳に超音波を照射することで冬眠のような低代謝状態に──マウスとラットを対象にした米セントルイス・ワシントン大ホン・チェン教授らの研究チームの実験と、その応用の可能性について概観する>

出典:Newsweek日本版「超音波照射でマウスが休眠状態に 「冷凍睡眠」より手軽に医療、宇宙旅行に応用可能か」

SF映画などでよくある「人工冬眠」の未来に一歩近づいたかもしれません。米セントルイス・ワシントン大のホン・チェン教授らの研究チームは、マウスの脳に超音波を照射することで、冬眠のような低代謝状態にすることに成功したと発表しました。
研究チームは、マウスの視床下部視索前野という脳神経に超音波で刺激する実験を行い、結果、マウスの体温が3.5℃低下し、心拍数は半分になり、呼吸回数も大幅に低下。さらに動きが鈍くなったり、餌を食べる量も激減したことから、冬眠に近い状態に変化したと示唆されたそうです。
一度の超音波刺激で人工冬眠状態は1時間ほど続き、繰り返し照射すると24時間にわたってマウスは不活性状態になり、照射を止めると、マウスには異常がなく、90分で通常の状態に戻ったといいます。
今回の研究で示された神経細胞への刺激を用いた人工冬眠技術が将来的にヒトに適用できた場合、医療分野や宇宙開発への応用が期待されます。

まとめ と 余談

以上が今月の気になった睡眠記事になります。
地球温暖化への対応も考えると、冷房の「つけっぱなし」はやや後ろめたい気もしますが、熱中症などもあるので「つけっぱなし」でいきましょう!
また冷房ときくと、どうしてもこの曲のこの一節を思い出さずにはいられないので、この曲を貼っておきます!

冒頭の「午前10時部屋の中は既にサウナ この暑さじゃ目が覚めちまうな 冷房ならあるがのどに悪ぃし・・・」の部分は、当時(98年)も夜暑かったですが、エアコンをつける程ではなかったことを考えると時代の変化を感じさせます。また「のどに悪ぃし」の部分はZEEBRAさんのラッパーとしてのプロ意識も感じさせるリリックとなっています。


執筆 ZAKONE編集部 山下 航

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このnoteでは、ZAKONEを通して立ち上がった共創プロジェクトを紹介していく「ZAKONE PROJECT NOTES」をはじめ、今後様々なプロジェクトやサービス、プロダクト、活動の内容などを発信していきます。
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