#231 節分・恵方巻の市場規模 - 今日のざっくりReturns

おはようございます！いやー、今日は節分ですね。（えっ？）
そう、今年の節分は明治 30年以来124年ぶりに2月2日だそうです。（2月2日の年があるんですね。）とういことで、今日のざっくりは節分、そして最近何かと話題の恵方巻きの市場規模についてです。（今日はかなり"あっさり"めのざっくりです。）

日本記念日協会によると2018年のロールケーキや大豆、ちらし寿司、イワシなどを含む節分の市場規模は615億円。2015年の市場規模が540億円だったので4年で14%増えたことになります。

●節分の市場規模（2018年） 615億円（4年で14%増）

2018年のバレンタインデーの市場規模がおよそ1300億円だったので、ざっくり1/2の規模ということになります。

●節分の市場規模　バレンタインデーのざっくり1/2

節分といえば恵方巻。ということで、Visualizing.infoが家計調査から推定した恵方巻きを始めとする「節分の寿司」の市場規模は2018年には237億6700万円。2008年には120億9900万円だったので10年でほぼ2倍、2003年が75.9億円だったので15年でほぼ3倍に成長しています。

●恵方巻きを含む節分の寿司の市場規模（2018年）
　ざっくり240億（10年で2倍、15年で3倍）

恵方巻きといえば近年廃棄の問題が取り沙汰されていますが、関西大学の宮本勝浩教授の推定によると、2019年の恵方巻きの廃棄は10億2816万円。同じく売上の推定が257億400万円なので、4%が廃棄されていることになります。

●2019年の恵方巻きの廃棄額　ざっくり10億円（売上の4%）

他の食品と比べて多いのか少ないのかわかりませんが（詳しい方教えて下さい。m(_ _)m）、捨てられてしまうのはやっぱり心苦しいですね。今年は予約注文が増えているようですので、少なくなることを期待したいですね。

今年はコロナ禍、しかも緊急事態宣言下での節分。
とういうことで、今年の掛け声は
「コロナー外、福はー内」
に決まりですね。

では、いってらっしゃーい。

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●節分の市場規模（2018年） 615億円（4年で14%増）
●節分の市場規模　バレンタインデーのざっくり1/2
●恵方巻きを含む節分の寿司の市場規模（2018年）
　ざっくり240億（10年で2倍、15年で3倍）
●2019年の恵方巻きの廃棄額　ざっくり10億円（売上の4%）
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Source:

みなと新聞（2019年1月19日）
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/e-minato/articles/87482

恵方巻きをはじめとする「節分の寿司」市場規模推計を実施（2019年）
https://visualizing.info/mse-setsubun-sushi

日本記念日協会「節分の「恵方巻き」の次は、初午の「初午いなり」が気になる。」
http://www.kinenbilabo.jp/?p=317

恵方巻きの販売高と廃棄処分による損失額（関西大学　宮本教授）
https://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2018/No86.pdf

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