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『年末歳時記』

昼過ぎに通勤電車の車窓から陽当たりのいい庭で「餅つき」を楽しむ家族の光景が見えます。

日本古来の年末の風物詩。
なぜか気持ちが和らぎました。

いいですね、この日本文化^^

ところがここ最近いや、かなり以前から

この餅つきに限らず
この年末の慌ただしさも、除夜の鐘が鳴り終わったあの正月独特の静けさも無くなりつつあります。

ともに
昔から培って来た「家族で襟を正して新年を迎える」この日本固有の文化がいつの間にか消えかかっている。

これって
決してワタシだけの気のせいではないはずです。

勿論、その昔をよく知っている年齢だからこそ、そう言える事もあるし、それを頭から否定はしないのですが、、。

とはいえ
思い付く大きな要因の第一は

コンビニの台頭。
一年365日無休営業。

これだと思います。

かつては
元旦から三が日は店という店はどこもほとんどが休業していました。

デパート、スーパー、量販店も然りです。

しかし
今や、元旦から福袋、新春セールなどなどここぞとばかりに庶民の消費意欲と購買意欲をそそる世の中。

だけどさ
今や欲しい物はいつでもどこでも買える時代じゃん❗️

それなのになぜ⁉️
答えは不明だけど

日本人に限らず人類はお祭りが好きなのでしょうね。

でなければ
なんであの雑踏と混雑にわざわざ出向くのか、その理由が理解できません。

ともかく

我々現代人はコンビニに象徴されるさまざまな便利さを手に入れて、あの懐かしいまったりとした文化、ノスタルジーをそれと引き換えにして来たのですね、、、。

そんなこんなご時世にどことなく寂しい思いを感じているのは、戦後のベビーブームに生まれて育ったワタシだけではないはずです。

しかし
もはや後戻りなどは出来るはずもなく、新しい時代の流れを受け入れながら余命を生きる知恵を模索する毎日なのですが(笑)

それでは
noteに集う皆々様!
どうぞ良いお年をお迎えください💕

ではまた。