VRの世界を体験した話
先週はじめて『Oculus Quest』を体験した。
もはやすごすぎて「すごい」の一言に集約できるんだけど、
これは、たまには気分を変えて、いつも食べているアイスとは違う種類のものを選んで買って食べてみると、思いのほかおいしかった。
という感動よりもはるかに大きくて。
住み慣れた日本を飛び出し、東南アジアをバックパックひとつで旅しているときに感じた、異なる文化にふれたときの衝撃よりももっと根本的な部分の話で。
別のアイスでも、別の文化でもなく、それぞれを形作るための基盤となっている現実世界と、その世界とはまったく異なるもうひとつの仮想世界の中に、自分が存在する体験はものすごく新鮮で衝撃でした。
そして、この世界から、この世界ならではの新しい文化が造られていく未来が想像でき、月並みな感想だけど「VRすごい」と思った。
あと実際の手の動きと映像で見る手の動きがどうシンクロしているのか気になっていたが、たとえばコントローラーの中指にあたるボタンを押すと、映像下の手がこぶしを握るようになっていたので、ほんと見せ方がうまい。(最初は混乱するけど)
そのほかにも、個人的にいいなと思ったのが『Tilt Brush』
このアプリは、平面ではなく空間に立体的な絵を書けるので、ゆくゆくは同じ空間内で複数人同時にひとつの作品を手掛けたり、作った作品を売買できたり、VR上で制作したアニメーションを見たりできるかもしれません。(もしかしたら既にできるけど、僕が知らないだけかも)
最後に、もし購入を検討されているかた、もしくは『Oculus Quest』だけに限った話ではないですが、ある日Twitterで見かけた言葉をひとつシェアします。
迷う理由が「値段」なら買え、買う理由が「値段」ならやめておけ
サポート費は、本、フィルム代として使わせていだだきます。