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行政書士試験体験記②

前回の記事はこちら

1.記述式と一般知識について

記述式については1冊記述式の問題集を購入しただけで特に対策は行いませんでした。
というのは、前の記事でご紹介した肢別過去問集とトレ問アプリ(+直前期にウォーク問)をこなしていたら、記述式に特化した対策を取れなかったのです😅

しかし、令和3年度の本試験の記述式に関していえば択一の対策をしていれば、対応することが可能でした。だからと言って記述式の対策をしなくていいわけではなく、記述式問題集1冊を購入し、徹底的にやり込みましょう💪🏻

私が記述式の問題集に取り組み始めたのは8月に入ってからでした(遅)
当たり前ですが、その時点でほとんど書くことができませんでした汗
ただ、前述したように肢別過去問集等で択一対策を行っていると、知識が自然と整理されて徐々に書けるようになってきましたが、最後まで苦手でした💦

また、行政書士試験の得点目標としてよく言われていますが、記述式抜での得点が180点超になることを目標にしてください。
というのは、記述式は合格者数の調整弁として使われていると言われており、その年の合格者予定者数になるように採点基準を厳しくしたり甘くしたりすると言われているからです。
安心して合格発表日を迎えるためにも得点が記述式抜で180点超が安全牌です。
なお、令和3年度は択一式の難易度が平易だったため記述式の採点基準が厳しかったようです💦

購入した記述式対策本はこちら


問題の内容は本試験の傾向に沿っていると思います。

多肢選択式は特に対策は行いませんでした。
強いて言えば、問題を解く際、空欄に入るであろう選択肢をグルーピングし、前後の文脈や知識を使って、選択肢を選ぶ訓練をしましょう。
例)令和5年度本試験第43問
空欄ア
アに関しては処分が〜とあるので、その処分がどのような状態なのかというのが推測できます。
状態を表している語句は
1.原始的不能
5.撤回可能
7.不当
14.無効
とグルーピングできます。
取消しの訴えの出訴期間経過後に提起できる訴えは何かがわかっていると、おのずと14.無効が導き出せます。

記述式の問題集に掲載されている問題と市販模試、予備校の模試をやれば十分だと思います。

一般知識について
※令和6年度の試験から出題範囲に行政書士法等が追加され出題形式に変更がありますが、ここでは従来の一般知識についてご説明します。

一般知識は特に対策は行いませんでした。
強いていえば、NHKのニュース番組やテレビ東京のWBS等の経済番組を意識的に視聴していました。また、Yahoo!ニュース等の政治経済に関する記事を読んでいました。
令和3年度の本試験でジェンダーやセクシュアリティに関する問題が出題されていましたが、ニュースに日ごろから触れていれば一発で分かる問題でした。

文書理解について
国語が得意だったので、特に対策しませんでした(参考にならず申し訳ないです…)
他の合格者の方で公務員試験の文章理解の過去問集で学習された方がいるので、書店で手に取って、ご自分と相性のいい問題集を確認されることをオススメします。

2.模試について

私が利用した模試は市販模試3冊とTACの公開模試×2回(会場受験)です。

市販模試①
本試験をあてる TAC直前予想模試 行政書士 2021年度
市販模試の中で一番やり込んだ模試です。個人的には令和3年度の本試験レベルに一番近かったと思います。

市販模試②
2021年版 出る順行政書士 当たる! 直前予想模試
TACの模試の次にやり込んだ模試です。
ただ問題の難易度は本試験より易しめだと思いますが、基本事項の確認に利用しました。

市販模試③
合格革命 行政書士 法改正と直前予想模試 2021年度
法令等の問題は本試験の傾向と離れているしまた本試験よりも難易度高めだと感じましたが、一般知識は本試験レベルだと思います。

予備校の模試はTACの公開模試のみ利用しました。市販の模試よりは難易度高めでしたが、弱点を炙り出すことができ、復習に役に立ちました。

一般的に模試は数をこなせればいいとされていますが、私は会社勤めで平日の日中働いているため学習する時間も限られているので、数をこなしても復習が追いつかず消化不良になる可能性が高いと考え、ネットで調べて評価の高い市販模試と試験の雰囲気に慣れるために会場受験の模試2回に絞りました。
また模試の成績ですが、ボロボロで会場模試含めて合格点を取れたのは片手で数えられるくらいです😅
それよりも復習を重点的に行いました。
その結果、手を広げずに同じ模試を繰り返し解いたことで効率的に復習ができ知識を得ることができたと思います。

3.ご紹介した市販模試のリンク

2でご紹介した模試のリンクはこちら



まだ販売ページはありませんでした。



今回はここまで。
次回は直前期から本試験当日までの記事を書く予定です。









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