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社労士試験体験記④

前回の記事はこちら

1.平成25年試験本番

やることはやった
もしダメなら今年で終わりにしよう
そのような気概で臨みました。

本試験の前日は数字要件を少し確認するだけでほぼ学習は行いませんでした。
そして、験担ぎのためにトンカツを食しました。
夜更かし派の自分ですが、明日に備え12時前に就寝

そして、本試験当日
自分はやれる!と自己暗示をかけて会場に向かいました。

会場は前年と同じくパシフィコ横浜
1年前に味わった重苦しい空気を再び味わうことになりました。

前年と同じ午前が択一式、午後が選択式試験でした。

そして、午前の択一式試験開始




えっ、去年と問題の問われ方違うじゃん😰

問題文を読んだ第一印象でした。
少しパニックになったものの、深呼吸して落ち着かせ、解けそうな科目から解いて行きました。
また、前年の一般常識基準点割れを教訓に、マーク塗りつぶしは神経を使いました(後日お話しする行政書士試験もそうでした)

試験後分かりましたが、問題文の表現を小難しくしただけで、落ち着いて読めば基本的なことを問われていました(しっかり学習していれば正答を導き出せる)

択一式試験終了

全く自信がなく泣きそうになりました💦
しかしまだ午後の選択式試験があるので、落ち込んじゃいられない、選択式の勉強しなきゃと思い、ユーキャンから配布された数字要件チェックシートを見直しました。

選択式試験開始

当時は一般知識の問題は基準点の引き下げはないというのが定説でしたから、まず一般常識の科目から解き始めました。
幸いなことに社一(社会保険に関する一般知識)は難問でしたが、労一(労務管理その他の労働に関する一般知識)はこの年はそれほど難しくありませんでした。

しかしながら労災(労働者災害補償保険法)の問題を見てフリーズしました。 
後にも先にも資格試験等でフリーズしたのはこの時だけです💦
初見の論点でこれは完答する人いないだろうな〜と思い、絶対基準点の引き下げある‼️と信じ、分かりそうなところから埋めていきました。
そして、解きやすそうな科目から解いて行きました。

選択式試験終了

精魂尽き果てました。
どこにも寄らずまっすぐ帰りました。

本当に自信がなく、採点するのも嫌でしたが、勇気を出して恐る恐る採点しました。

平成25年の成績通知より
⭕️は基準点割れの科目

択一式は自分の想定以上に得点できていました。

選択式の労災、社一は難問なので基準点割れは想定していましたが、得意だった雇用保険法でまさかの基準点割れ😱

ショック以外の何者でもありませんでした…
各予備校や掲示板でも雇用保険法の基準点引き下げ(救済)はないというのが大勢だったので、今年もダメだったと悔しくなりました。
全てを犠牲にして試験勉強頑張ったのに自分って何だったんだろうと自分を責めました。

2.試験後から合格発表まで

模試で基準点割ったことのない選択式の雇用保険法でまさかの基準点割れ…
本当に試験はドラマだとよく言ったものです。

試験終了後何もやりたくなく、気分転換にJリーグの試合を見に行ったり旅行に出かけたりしましたが、心の底から楽しめることができずにいました。

そして、本試験から約2ヶ月経った11月初め
合格発表日です。
9時からHPめ閲覧できるのは知っていてタブレットを開いたままにしていましたが、なかなか閲覧できず、タブレットを開いたままにしていました。
そして、11時になってやっと確認

自分の受験番号がありました\( ˆoˆ )/

これほど心の底から嬉しかったことはありませんし、今でもその感動は覚えています。

つまり、選択式の雇用保険法の救済はあったということになります。

その後知ったのですが、この年の合格率は5.4%と当時最低の合格率でした😓

3.おわりに

全4回の記事になりましたが、ここまでお付き合いくださりありがとうございました🙏🏻
試験合格後10年の節目にその他登録を行い、社労士の端くれですが、一歩を踏み出しました。
まだどのように活かしていくのか決めかねていますが、少しでも社会の役に立てればと思っております。




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