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普段の当たり前の価値

standfm(スタエフ)でもこちらの内容を話してます。良かったらぜひ!

M-1、サッカー決勝と忙しい日でした。
おかげで超寝不足です。

冬があるから春が素敵なものになる


今日は陰陽の話をしたいと思います。
陰陽とは何か。

世の中全て陰と陽の関係だよ。
光が当たれば影が出来る
プラスマイナス
男性女性
太陽と月

などなど

ずっと陽が続く事はない。
陽が続けば必ず陰になる。

ずっと陰が続く事はない。
陰が続けば必ず陽になる。

昨日、観に行った星野道夫さんの写真展。
アラスカの世界観を伝える写真と文章が並んでいた。


僕が全然知らない世界。

星野道夫さんが
冬のアラスカで書いた一文が印象的でした。

僕はアラスカの冬が好きです。
日照時間は3時間。
この冬があるから春が素敵なものとなる。

というような事が書かれていました。

1日の21時間以上が夜。しかも、極寒地。
こんな冬を過ごしたら春が待ち遠しいですよね。

夏が白夜になる地域は冬は一日中夜と言ってもいい。だから、鬱になる人が多いとアイスランドに🇮🇸行った時に聞いた事がある。

確かに毎日毎日、陽射しがほとんど届かないとなると、気が滅入りそうですよね。

少しずつ日が長くなって、春を感じられる頃はとても気分が上がりそうですね。

寒いとこ嫌いと言って、亜熱帯地域に引っ越すと、一年中温かい世界になります。

最初は「あー温かい」「あー気持ちいい」
と快適な日が続くと思いますが、その気候がずっと続くと、それが当たり前になって、その気候のありがたみは薄れていきますよね。

そう考えると、安定した良い状態というのは、もちろんいいんだけど、人間の仕組みとしては、その良さが良いものだと感じなくなってしまう。その状態に慣れてしまうので。

この認識がないと、下手をすると、もっと快適な世界へと欲が止まらなくなり、果てしない、果てのない欲求に繋がっていくんでしょうね。

あえてマイナスの状態を作る


これってまさに陰陽の話しで、陰極まれば陽に転ずる。
陽極まれば陰に転ずる。

良い状態を維持するのではなく、定期的に負となる環境を意識的に与えていくのが良いのではないかと考えてみました。

美味しいものを食べ続けるのではなく、たまには不味いもの、嫌いなものを食べるとか、

快適なベッドで寝ているならたまには寝袋で外で寝てみるとか、

いつも自分に気持ち良いことを言ってくれる人に囲まれているなら、自分にとってのアウェイに乗り込んで、自分の意見が通らない事を知るとか

そんな事を意識的にやっていくと、普段の当たり前の価値が上がるんじゃないかなと思いました。

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