Hard Rock Calling! 1.Edinburgh
言うまでもなく、私の趣味は海外旅行である。
旅行記とともに、その場所のお土産マグネットについて語り続けてはや1年半、巷ではすっかりマグネットハンターとして知られている私 [要出典] だが、旅行において私にはマグネットハンター以外にもう一つの顔(習慣)がある。
それがご当地ハードロックカフェめぐりである。
このシリーズでは、世界各地にあるハードロックカフェと、そこで収集したピンバッジについて取り上げていきたい。
ハードロックカフェとは
ハードロックカフェは、南部アメリカのダイナー風のアメリカンレストランである。
その最大の特徴は店名にも現れている通り店内に大音量で流れる音楽と、壁面に飾られた様々なロックスターのグッズだ。
ロンドン店の常連客であったエリック・クラプトンが自身のお気に入りの席の壁に飾ってもらうため、自らのギターを寄贈したことがきっかけとなり、今では世界中の店舗に合わせて77,000点以上のミュージシャンの楽器や衣装、ゴールドディスクなどのコレクションが飾られている。
コレクションアイテム
また、各レストランにはロックショップが併設され、各種グッズが販売されている。
最も有名なのは、ロゴがあしらわれたTシャツだろう。
町中で一度は見かけたことがあるだろう。
私も目にするたびに、どこの店のものか必ずチェックして勝手に親近感を覚えている。
体感的には日本の店舗のものを除けば、ハワイやグアムのものが一番多いような気がする。
一方で最もコレクターが多いとされるのは、ピンバッジだ。
そして私がコレクションしているのもピンバッジである。
例えばこれらは日本のハードロックカフェのご当地ピンだが、
京都なら十二単と五重塔、名古屋ならシャチホコ、成田なら飛行機など、
その土地にちなんだデザインになっている。
このように店舗ごとに、あるいは季節などに応じて様々な種類のピンバッジが出ており、特に店舗限定のピンバッジはご当地色が強いものが多く、お土産にはうってつけなのである。
というわけで、本シリーズでは世界各地のハードロックカフェとそのご当地ピンバッジについて、訪れた順に語っていきたい。
Hard Rock Cafe Edinburgh
私が海外で初めて訪れたハードロックカフェは、私がヨーロッパで初めて訪れたスコットランドの首都エディンバラである。
エディンバラの紹介は以下の記事に譲る。
古都、エディンバラのハードロックカフェが位置するのは、エディンバラ城などが位置する旧市街とは駅を挟んだ反対側、ニュータウンだ。
駅前通りを中に入った、ビクトリア調の建物が並ぶジョージストリートにHard Rock Cafe Edinburghはある。
1998年にオープンした店には、リンゴ・スター(ビートルズ)が着用したレザージャケットや、ピート・タウンゼント(the who)のギターなどのグッズが並ぶ
ピンバッジ
Hard Rock Cafe Edinburghのピンバッジがこちらである。
記憶が正しければ、私が初めて海外でクレジットカードを使って購入した記念すべき商品がこのピンバッジだ。
ギター型ピンバッジに描かれているのは、エディンバラの観光名所の1つ、ホリールードハウス宮殿(Palace of Holyroodhouse)だ。
ロイヤル・マイルと呼ばれる旧市街の目抜き通りの東の端に位置する宮殿は、今も現役のイギリス王室宮殿であり、女王のスコットランド滞在中はここが使用される。
しかし、不在時には観光客向けに開放されており、豪華な内部の様子を見学することができる。
あいにく内部は撮影禁止なので、中庭の様子とカフェで王室気分のティータイムに興じた記録のみが残っている。
また、隣接するホリールード修道院(Holyrood Abbey)には、歴代スコットランド王が埋葬されている。
1128年に建設され、多くの戴冠式や結婚式も行われた寺院であるが、現在は廃墟となり、内部も白日の下に曝されている。
私としては、こういう廃墟にロマンを感じるタチなのでとてもポイントの高いスポットである。
私の世界各地のハードロックカフェめぐりはここからスタートした。
以後、旅行先を決める上でその場所にハードロックカフェがあるかどうか、近くにハードロックカフェのある街はないか?というのが1つの考慮すべきポイントとなっていく。
というわけで、世界中のハードロックカフェを巡った記録とご当地ピンバッジについても、これから折を見ては記事の中で触れていきたい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回はスタンダード旅行記の予定です。
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