見出し画像

人材業界の人はなぜ電話したがるのか

私が中途採用の仕事を始めて3年ほど経ちますが、転職エージェントや採用媒体などとやりとりして気づいたことがあります。人材業界は電話でのコミュニケーションを好む人が多いということです。エージェントに転職相談をするとキャリアカウンセラーから電話がかかってきた経験のある方は多いと思いますが、人材会社はtoCだけでなく、toBでも電話が多いです。

※ここでいう「電話」とは、事前に開催時間を決めて行うオンライン会議や電話会議ではなく、突然かかってくる電話です。

もちろん、候補者が面接の時間に遅れるとか、緊急の用件で電話するなら理解はできるのですが、

  • 担当営業が交代になった際に、「お電話でのご挨拶」をしたがる

  • Webサイトから問い合わせをすると、電話がかかってくる

  • 紹介いただいた候補者の一次面接が終わった後、電話で所感をヒアリングしたがる

と、緊急ではない用件でも電話する人がいます。私の観測範囲ですが、スタートアップ文化の強い採用媒体やHRプロダクトの会社ほど電話が少なく、そうではない企業(大手企業のエージェントなど)ほど電話が多いです。

なぜ人材業界に電話文化が根強いのかは、人材会社の勤務経験の無い私には正直分かりません。考えられるのは、

  • 昔からテレアポ文化が根強く、電話慣れしている営業担当が多い

  • 架電数や着電数をインサイドセールスのKPIに設定している

  • メールより電話のほうが速いと考えている

とかでしょうか。

私はメールやチャットがデフォルトであり、電話はあくまで緊急のやりとりにのみ使うので、緊急でない用件で電話されるのは鬱陶しいものがあります(また、フリーランスとして複数の案件で稼働しているため、電話にすぐに出られないこともあります)。なので、人材会社の方が電話がかかってきた際には「電話に出られないことが多いため、連絡は原則メールでお願いします」とお伝えしています。採用の仕事をしていますが、人材業界の文化に染まりたくはないので、今後も電話は極力避ける予定です。


私の採用の仕事については下記の記事をご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?