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フリーランスは稼ぎにこだわりの無い人向け

フリーランスを続けて5年目ですが、フリーランスは「稼げる」というイメージとは逆に、稼ぎにこだわりの無い人向けの働き方だと感じます。これは「稼げない」という意味ではなく(現に私はフリーランスになってから収入が増えました)、収入の倍々ゲームや計画的な稼ぎに興味が無い人向けということです。

収入の倍々ゲームとは、「今月40万円稼いだから来月は50万円」「今年600万円稼いだから来年は700万円」のように収入を上げ続けることです。独立したてで収入が低いときはこのゲームを楽しめますが、リソースが自分しかないフリーランスではいずれ頭打ちが来ます。収入を上げ続けるには会社やチームで仕事をする必要があるので、法人化することが多いでしょう。

計画的な稼ぎとは、「子供の学費のために3年後までにいくら必要」「老後までにいくら資産形成する」のように、長期的な人生設計に基づいて毎月・毎年の稼ぎを逆算する働き方です。単発案件を中心に受けるフリーランスの場合、毎月の稼ぎのムラが大きいため、こういう稼ぎ方は難しいでしょう。月額固定の運用案件などを受ければ収入は多少安定しますが、それよりも正社員で固定給を貰い、不足分を副業で稼ぐほうが安定するので、こういう人はやがて会社員に戻ることが多いように思います。

逆に言えば、こうした倍々ゲームにも計画的な稼ぎにも興味の無い人、例えば「今月は稼いだから来月は休もう」のように、稼ぎが減ることに抵抗感の無い人はフリーランスを続けやすいでしょう。私がまさにそれなので、今後もフリーランスを続ける予定です。


私の独立理由は下記の記事をご覧ください。

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