9月21日 日記

・料理
最近料理が面白い。
本当に簡単なものしか作っていないけど、それでも面白い。
料理は時間をかければ大体食べられるものが完成する。頑張ってひとつひとつ作業を進めれば、絶対に成果物が出来上がるところが好きだ。目に見える成果が残るのは良い。
今日はお昼に生姜焼き、夜は月見蕎麦を作りました。
どちらも美味しさはまあまあですが、それよりも達成感のためにやっているところある。


・丁寧なアニメ
最近テレビで鬼滅の刃やってますね。
これまで見たことなくて、初めてしっかり見ています。
見ている感想としては、王道の少年マンガらしさと説明の丁寧さが印象的です。
例えば、骨折した部分が痛いけど我慢して戦う場面。
炭治郎の性格的に骨折部分が痛いアピールを外部にする子ではないと思うので、どうしても思いを自分の中で述べている場面が多いのはまあ仕方ないと思います。
でもそこから、「…骨折部分を補うためにこういう呼吸をしよう、あとは骨が折れているこの状況で出せる技は…」とか、そういう細かいところを説明してくれるんですよね。ひとつひとつの行動の原因とか背景をちゃんと教えてくれる。

これまでの他のアニメだったら、この時どうなるんだろう。主人公と敵以外で、バトル場面に立ちあわせてる登場人物が技を紹介をしてくれそう。でも鬼滅ほど細かい背景までは紹介できないだろうな。どんなに言えたとしても「あいつ!骨折部分を庇いながらあの技を出してやがる…!」とかですかね。

そう思うと、鬼滅の刃はひとつひとつがきっちり曖昧なところがないな。ひとつひとつがはめられている印象がもっと強く感じる。
よく言えばきっちりしてるとか、みんなに等しく情報を与えてくれているとかですかね。考察とかしなくても読めば皆わかる。反対に悪く言えば想像の隙もないという印象もあります。
そういうのがウケる時代なのかもしれません。



・劇場版レビュースタァライトの感想①
周りの人の評判があまりにも良いので、気になってみてきました。とてもよかったんですよね…
以下、レビュースタァライトというコンテンツの、アニメ映画の感想です。

見始めたら、見る前までの想像と全然違ってびっくりしました。でも、いま思い返すと想像していたのよりもむしろリアルなところを表現した作品だったように思います。
演劇を通して人として成長していくところ。これは確実にあるのに、目に見えなくて曖昧にされてしまいがちな部分でもある。そこをできるだけ見えるようにした作品だったのではないでしょうか。

ざっくり言うと、登場人物それぞれの「蹴りの付け方」を麗しく見せてくれた作品だったんです。
この作品で起きていることの現実場面だけを切り取れば、登場人物たちが言い争っているだけ。
でもその中で、売り言葉に買い言葉で、だんだんそれぞれの思いがつい出たり変わったりしていく。
それを私たちは見せられている。でもそれでよかった。
人間の心が移ろいゆくところをきっちり説明されていたり書かれている作品はよくあるような気がします。でも私には、そういうところが余計にどこか嘘っぽく感じられていました。人の思いって、そんなにきっちりとした説明ができるものじゃないだろと思ってしまうんですよね。
それと比べると、言い争いの中から見える思いの方に、私はリアルさを感じたのかもしれません。
これってなんか演劇とか舞台っぽいのかなと思います。

あとは、視覚情報も舞台っぽかったな。視覚表現が今まで見てきた映画と違うなと思いました。
例えば、台詞だけ聞くとだいたいズバリ直接思いを言っているけど、視覚的にはズバリ直接的な表現じゃないところとかですかね。
視覚的には全然別のことが起きている。そういう、事実じゃなく目の前で起きていることに対する言葉なのに、本当の思いについての言葉と重なってしまっている感じ。
現実でもし起こっている事として映すなら、女子高生が口論してるだけなのかもしれないけど、
それを女の子2人が話してるのを映すだけにはしない。そういうところに、視覚的な舞台表現っぽさを感じたのか。自分として何か思うことがあったのかもしれません。


・劇場版レビュースタァライトの感想②
舞台がアニメに持ち込まれるとこんなに自由なんだと感動しました。様々な人の感想としてネットに書かれていたもので近いものをあげるとしたら「映像の中なら無限に空間がある」「照明設備も無限に作れる」「早着替えとかの時間を考えなくていい」とかは私の感覚に近いな。
舞台照明っていいですよね…すごく好きなんですけど、アニメの中なら無限に舞台が作れるの最高だな…
(リンクを載せて紹介させていただいた記事が参考になっている気がします。曖昧ですいません)
(他にも色々感想読んだから別のやつだったかも)




・劇場版レビュースタァライトの感想③
ずっと美しくて最高です。
とにかく目で美しい感じる瞬間が毎秒毎秒来る。どの瞬間も最高の絵として成立している。だからかずっと視覚的に惹きつけられていて、見続けたくなる。
見ながらストーリーが分からなくて「あれはなんだったんだろう」と思う瞬間もあるが、それでもつい見続けてしまう。ついていけなくても、目が見たいと言ってる感じ。
感想を語られている動画の中で「観客の得たい快楽に沿って組まれている」っていう表現がすごくよくわかる。
歌もめちゃくちゃ良かった。
映像に合わせて歌を作っているそうなのですが、ぴったりすぎて気持ちが良い。


…感想がうまく書けないですね。うぅ
とにかく見てよかった、という気持ちになったのは確かです。アニメを網羅している「少女☆歌劇レビュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド」を見てから行ったのですが、スタァライトの舞台も見てみたくなりました。(詳しくは知らないのですが、舞台からアニメやゲームに展開してるコンテンツのようです。)
アニメも全部見たい。

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