第6話 Python×財務分析①|Google Colaboratory入門・β値計算
ゼミメンバー限定の財務分析レポート第6話です。過去のレポート一覧はこちら。
今回はエクセルではなくPythonで財務分析に挑戦するシリーズ第1段です。もちろん初心者用に分かりやすく解説します。Pythonやその他のプログラミング言語に触れたことのない方もどうか安心して読み進めてください。
■よくある初心者の不安①|PCでプログラミングを始めるまでの設定が難しそう…
Googleが提供するGoogle ColaboratoryというWebツールを使えば初心者でもweb上でPythonを使用することが可能です(めんどうくさいPCの環境構築など一切必要ありません)。Web上でTwitterやYouTubeを使う感覚と同じです。
気になるのは使用料金ですが、基本的には無料です。より高性能×安定的な計算を実現するための1,000円/月などの上位プランも存在しますが、ゼミで紹介する内容については無料プランで全く問題ありません。
■よくある初心者の不安②|どうやってコードを書いたらいいかわからない…
大丈夫です!基本的にはザイマニ管理人がGoogle Colaboratoryでコードを執筆。そのファイルリンクを共有し、ゼミ生にはそのコピー版を使用していただく形を想定しています。これも他者が制作したエクセルやスプレッドシートを共有してもらうのと同じ感覚ですね。
特に序盤は初学者にも分かりやすく解説するため、より平易なコードが中心となります。Python中級者〜上級者にとってはやや退屈な内容になるかもしれませんが、コーディング部分で「もっとこうすればいいのでは?」とアドバイスいただけると嬉しいです。
■つまり…?
「Google Colaboratoryを使えばプログラミング初心者でもPythonで財務分析ができる!」という訳です。ぜひ「プログラミングかぁ…」と身構えずにチャレンジしてみて下さいませ。
前置きが長くなりましたが今回の内容です▼
何はともあれ、実際にGoogle Colaboratoryを触ってみないと分かりませんよね。そこでまずは前回の第5話で徹底解説したβ値をPythonで計算してみましょう。
もちろんβ値を計算するためのPythonコードは共有します。また、その使い方は以下でレクチャーしますので、ゼミ生は以下の文章を読みながらGoogle Colaboratoryを操作する(数回クリックする)だけでOK。
もちろんコーティング内容をすべて理解する必要もありません。ざっと内容を見て雰囲気を感じていただければエクセルとの相違点を実感できるでしょう。
■このレポートでわかること
・Google Colaboratoryの超基本的な使い方
・Pythonでβ値を計算する方法
・Pythonとエクセルの違い
■分析材料
・ザイマニ作のβ値算出Pythonコード
・国内上場企業の月末株価データ
・TOPIX月次データ
※ザイマニ作のβ値算出Pythonコードについて。こちらは2023年2月末までにゼミに加入したメンバーは以下の本文中リンクから無料DL可能。2023年3月以降はPythonコードのみ別途有料販売となります。購入ページはこちら。
■Google Colaboratoryでの実行結果
今回も4,000文字強+スクリーンショット画像など数十点です。読み応えは十分かと。それではよろしくお願いします!
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