よく歩いたけれど目的は果たせず
昨晩、長女のギムナジウムの入学申請手続きの話をしたのだが、前は急げ、というかコロナ禍では何がいつどうなるかもわからないので必要書類なども早めに揃えておく必要がある、ということになった。
願書受付まで3週間ほどなので別に早くも何ともないのである。平時ならまだしも今は先が読めないだけに先手必勝。
証明写真が6枚いるので、近所のドラッグストアが提供している各種証明写真撮影サービスを利用することにした。徒歩で30分くらいなら公共交通網ではなく徒歩を選びたい心境になる。
息子は留守番をしたいというので、娘とふたりでドラッグストアのある広場へ向かう。
道ゆく人々はマスクをしていたり、していなかったり。ただ、FFP2マスクをしている人の割合は若干増えているような印象を受けた。
私たちもその仲間だ。
バイエルン州が突如、FFP2マスクを義務化したため「もしかすると全国展開もあるかも。」と思い、早めに購入しておくことにしたのだ。子供たちの学校が再開した場合にもこちらのマスクの方が何かと安心だ、ということもあった。
今回の決定は変異種対策であるように感じた。学校再開が実現しなかったのも、変異種は子供にも感染するということが分かっているからだろう。
さて、強風の中、徒歩でドラッグストアに到着。パスポート写真を撮影するのはドラッグストアの店員である。前の人の撮影の様子を見ていたが、どうやらカメラの調子が良くないようである。
娘の番になったが、なかなか終わる気配がないので様子を見に行くと、やはりカメラとプラグラムの接続に問題があるらしい。少し待ってみたが一向に再開する様子がないので諦めて2軒目のお店に向かう。なんとそこでも機材の調子が悪いとかで断られてしまった。
「こういうこともあるよね。」
仕方なく、もう1軒に向かうが途中で面倒になってそのまま帰ってきてしまった。
なぜ?2度あることは3度あるからだ。特にベルリンでは。
また日を改めて再トライしようと思う。おかげで今日はよく歩いた。
余談になるがドラッグストアでYasashiというオーガニックティーのシリーズを見かけた。「やさしい」から取ったのかな?
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