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ベルリン郊外へ

数ヶ月ぶりにベルリンからアウトバーンに乗って郊外に出た。

出てみたら、そこにはほぼ普段通りの光景が広がっていた。

多くの子供連れの家族、自転車やオートバイで走る人々。結構な人出である。

午前中は怪しかった空模様も午後からは日が差し、気温がどんどん上昇する。すっかり初夏の日差しだ。

「今日はなんだか暑いなぁ。」と思ったが、よく考えてみればもう6月なのだから暑くて当たり前。

やはり約2ヶ月間の外出制限のせいで時間の感覚がずいぶんと麻痺してしまっているみたいだ。

2年前に足を運んだことのあるBarfußpark Beelitz-Heilstätten「裸足公園」に行ったのだけれど、久しぶりの遠出と素足への刺激が強すぎてクラクラした。

かなり鋭利な石の上を歩いたり、冷たいクナイプ風呂を膝下までつけて歩いたり。やれトゲが刺さっただの、なんだので3キロも歩かないうちに息子が早々に音をあげてしまった。

2年前にはそんなことなかったのにね。

もっとガシガシ歩くつもりだったが、そんなわけで途中で脱落し、後は森の中にあるカフェでのんびりして帰ってきた。

家に着いてもまだ細かなトゲのようなものが足をチクチクと刺激してくる。大人でもこれだけ痛いのだから、子供には確かにちょっとキツイだろう。

そんなわけで今日は残念ながら走れそうにもない。

*タイトル写真は裸足公園内の「ガラスの破片」ルートで撮影しました。





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