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クリスマスイブのプレゼント

ゆっくり過ごせたクリスマスイブ。クリスマスとはなんの関係もない鍋と雑炊で体もぽかぽか。デザートはジェリービーンズにファッジ、娘の親友が持ってきてくれた抹茶クッキー。

イギリス土産は子どもたちにも相方にも好評だった。ハリーポッターのキーホルダーやスイーツも思いのほか喜んでくれた。お土産も時間を見つけて買っておいてよかったなぁ、と一安心。子どもたちには、英語の本もあげたのだけれど、息子が珍しく本をしげしげと眺めて「ママ、この本って小さい子の本?」と聞くので「8歳か9歳くらいの子が読むのにいいみたい」と言ったら「すごいな、もうこんなに英語上手なんか」と驚いていてなんだか微笑ましかった。イギリスの本屋さんで8歳か9歳対象の本といっても、やはりネイティブ向けなので息子にとっては少し難しく感じるのかもしれない。さて、冬休みの間に実際に手に取って読んでくれるのだろうか。様子を見てみよう。

娘の方にはグリム童話の英語版を買ってみた。こちらは大人用の本として区分されていたものだけれど、内容をある程度把握していれば読めるのではないかな、と思って購入したものだ。書店で英語の本を眺めていると、自宅に手付かずのまま置いてある本を久しぶりに手に取ってみたくなった。旅の効用はこういうところにもある。

さて、今年も残りわずか。明日はいつもより少し早起きして相方の家族に会うことになっている。最近は義母も体調が優れないので、ほとんど顔を合わせなくなっている。訪問するのも本当に久しぶりだ。子どもたちもいるので、私は静かにみんなの会話に耳でも傾けておこうかと思っている。

相方がプレゼントを用意しているかと思ったら、していないというのでクリスマスマーケットに寄ってから会いに行くことにした。ドイツ人でも自分の母や姉のクリスマスプレゼントにはそれほど興味がないらしい。その分、子どもたちに全振りなので、それはそれで面白いと思う。

息子は学校の授業(おそらく英語だろう)で作ったクリスマスカードを、娘はこれまた前日に慌てて書いてくれたクリスマスメッセージをくれた。またデスク周りが賑やかになったが、こういうプレゼントは大歓迎。

偶然だけれど、ドイツに住んでいるのに誰もドイツ語でメッセージを書いていなかった。イギリスで買った紅茶もドイツで缶を開けたら、ふわっととてもいい香りがした。近いうちに子どもたちを連れて行って、もう少しロンドンでゆっくり過ごしたいものだ。

引き続き良いクリスマスをお過ごしください。


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