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落ちる思考とワープ機能

ここ2日ほど思考回路がマイナス方向へ急下降↓

というほどストレートに落ちているのがわかる。

体調が悪いと気持ちよく体を動かすことができないので気分転換が難しいためだ。「不安」「孤独」「インフレ」「円安」「スタグフレーション」「就活」などあまり喜ばしいとは言えないワードが目につきやすくなる。グルグルと悪循環に陥る単純明快な体と心。人間というものは笑えるほどシンプルにできている。

あれだけ定期的に走ったり筋トレをしていたのだから何ら不思議ではないが、たった数日間何もしない日があると、それだけで既に落ち着かない。困ったものである。その代わりといってはなんだが、なぜかゼルダのティアキンがサクサクと嘘のように捗る。ゲームなのでひとつ解決したと思ったら、また次、といつまで経っても課題は山積み、しかも敵は見るからに邪悪の塊で強大ときている。そんなものを相手に戦うなど、まさに今の私ではないか。とうとう自分の現状をゲームの世界に投影することまで始めてしまったようだ。こうなってくるともう重症である。

ティアキンの世界が救われるのは邪悪の根源を相手に共に戦う仲間がいることなのかもしれない。

明日はそぉっと自宅で筋トレでもしてみようかなぁ。これではどうもいけない。人間、時間があればあるほど余計なことをあれこれ考えてしまう傾向が強い。だから多くの人は日々をできるだけ忙しくして、本質的な問いから逃げようとしているようにすら思えてくる。

仕事でもなんでも定期的にあるいは盲目的にやる、ということは精神安定に繋がる行為なのかもしれない。仕事がないと先立つものがない、ということで物事の計画も立て辛くなる。ただ、そこで何もやらずに思考を停止させてしまうと本当にゲームオーバーになってしまうので、思いついたことを次から次へとやっていくしかない。

やることが多すぎてどこから手をつければいいのかわからない。一体どこへ行って何をすればいいのかわからない。

ならば、とにかく見晴らしのいい高台に登って、気になるところへ足を伸ばすのである。自分が動けば流れが生まれる。じっと立ち止まって作戦を練る時間も大切だがまずはとにかく一歩踏み出す。何度やってもうまくいかないことだってあるかもしれない。それでもまた別の方法で試してみればいいのだ。

凪状態が一番辛い、ということは先日も書いたが今年は本当に不思議な年だと改めて思った。もしかすると、これまでの疲れが一気に出たのかもしれないな。油断ならない海外生活において、無意識のうちにずーっと戦闘体制でいることはなかなかハードだということだ。早く日本でHPとMPを回復したいところ。

誰かさっさとワープ機能開発してくれないかな。

ワープマーカーで好きな場所に移動「ゼルダの伝説」

ワープ機能に頼らず、もっと心身ともに身軽にならないとね!

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