来週から通常運転できるといいな

今日は木曜日。あっという間に週の半ばを過ぎた。ベルリンはもう秋なのか、と思わせた朝の涼しさはどこへやら。今日は日中、気温が上がり久しぶりの夏日になった。明日は30度まで気温が上がるんだとか。

今週から学校が再開し、子供たちもそれぞれ新しい環境に慣れてきたようだ。授業もそろそろ始まっているのか、帰りも遅くなってきた。とはいえ、娘のギムナジウムのクラスは、親交を深めるための遠足として公園でピクニックをしている。息子の小学校の方は14時過ぎまで授業だった。ロックダウン前まではホートと呼ばれる放課後の学童のようなところで遊んでいたので、帰りは4時過ぎだった。ところが、年齢が上がってきたのとロックダウン中に早く帰る習慣が付いたことで、最近は授業が終わったらさっさと帰宅するようになった。

それでも、一時期の短縮授業の時よりはずいぶんと楽で、少なくとも午前中だけは自分の時間が確保できるようになった。家庭学習の負担が減ったことも大きな助けだ。やはり、学校の存在はありがたい。

来週からは授業も本格的に始まるし、サッカーに加え水泳教室も再開するので息子は忙しくなりそうだ。娘の方も、早速友達ができたようなので帰りも遅くなってくるだろう。

ロックダウンで半年以上もイレギュラーな授業時間だったため、子供の方も自宅で作業する私の方もリズムが掴めなくなっていた。ここにきて、ようやく待ちに待った通常運転である。本当に長かった。学校がきちんと機能してくれない弊害というか、精神的な負担は予想以上に大きかったのだ。

だから、といってはなんだが今年の夏休みは一切、「宿題」をしないことに決めた。とにかくやりたいことだけをマイペースにする、そんな休暇にしようと思ったからだ。長すぎるロックダウンからのリハビリのようなものである。

来週からは、気分を一新してそろそろ通常運転できればいいなぁ、と淡い期待を抱いている。ベルリンの7日間指数がジワジワと上がってきているのは承知の上で…

少なくとも今月中に確定申告の書類は提出しないといけない。そして、後半戦に向けて自分のやるべきこと、やりたいことを洗い出しておこうと思っている。

このnoteも今日で365日目に当たるのだそうだ。実質、もう1年以上続けて書いてきたので、今後は語学学習メモ的に使ったり、音読を再開していこうかな、くらいに考えている。

2020年のロックダウンの反動で始めた「毎日書くこと」による自分のためのセラピーもこの辺でおしまい。また3度目のロックダウンが来たら、またその時に考えてみよう。今はそんな気持ちでいる。


タイトルイラスト:illust_hime



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