応用できない基礎知識と早朝のベルリン
あまりにも久しぶりにプログラミング言語を触ってみた。触ったといってもProgateのHTML&CSSの初級・中級編のみである。「あぁ、そういえばそうだった」久しぶりに<div class="…"></div>などのコードを書いて自己満足。
そして、実際にブログサイトのCSSを触ろうとして愕然とした。当たり前といえばそれまでだが実際に使用しているテーマLightningの構築には非常に複雑なコードが使われていたからである。
検証ページを見ても複雑すぎてどこをどう触れば良いのかさっぱりわからない。これがプログラミングの壁というか、実際に使われているコードを好きなように触れるレベルというのは初級レベルでは全く太刀打ちできないのである。
プログラミングって基本的に必要なのは検索能力というか、いかに素早く解決策を見つけることができるのか、そのために必要な基礎知識や勘が備わっているのか、ということなんだろう。勘を養うには経験値も必要になってくるはず。ちょっとわかります、程度の人は巷に山ほどいるであろうことは目に見えている。
とここまで書いて寝たのはいいが、頭の中を子テーマやら親テーマがグルグルと踊るのでなかなか眠れない。それも無理はない。普段なら0時を少し回った頃にベッドに入るのに昨晩は22時過ぎに入ったからである。
今朝は5時半に起きればいいのに目覚ましがなる30分前に目が覚めてしまった。子テーマと親テーマのワルツのせいでなんだかよく眠れなかった。プログラミングには向いていないのだろう。ぐったりである。それでなくても最近はもうなんというか全体的にぐったりとしているのだ。
フラフラする頭でシャワーを浴びたら幾分か気分はマシになった。息子を5時半に起こし、コーヒーを飲みながらパンを齧る。トラムで15分くらい乗ったところにあるベルリン中央駅で待ち合わせがあるのだ。どうやら7時間もかけて北海にあるノルダーナイという島まで行くらしい。名前からしてドイツ語というよりは北欧よりの響きに近い。なぜわざわざそんなに離れた場所に行くことになったのかはよくわからないがバルト海の方の宿はこの時期にはかなり埋まっていて、いいキャンプ場が見つからなかったとか何とかいう話だった。小学校6年生はこうやって卒業前にクラス旅行を担任が企画することが多い。学年単位というよりは担任の意向によるところが大きいのもドイツらしい。担任の先生に挨拶をしたら自分で旅程を決めた先生自身が「ちょっと朝が早いんですよね。子どもたちにとってはそれほど大したことでもないけれど、大人にとってはなかなか辛い時間です」と眠そうな顔をしながら言うので思わず笑ってしまった。
6時台のベルリンの朝は思いのほか始動していて、息子が「みんな朝早いねんな」とちょっと感心したように言っていた。ゴミ収集車やパン屋、公務員などは朝が早いのである。中央駅に着いたら移動する人たちで、すでにパン屋の前には列ができていた。
サポートは今後の取材費や本の制作費などに当てさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします!