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秋休みの小旅行①〜リューゲン島へ

8月初頭に夏休みが終わり、新学年が始まったと思ったら、また秋休み。平常授業になってから、もう2ヶ月が過ぎたわけだ。ドイツの学校は生活のリズムができてきた頃に、休暇に入ってしまうのでいつも少し面食らってしまう。

息子の平日はゲームなし、1時間は勉強時間を確保する、というのも1週間続いただけで休みに入ってしまった。これ、本当に困るんだよなぁ。ギムナジウムの娘は休暇中の課題を持ち込みで旅行に来ているので、一緒に宿題(というか勉強)をする時間を確保できればいい方だろうか。

そもそも、今回の秋休みはベルリンで過ごすつもりでいたのだ。それが1週間前に突如、数日間小旅行に行こうか、という話になった。

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ドイツ最大の島であるリューゲン(Rügen)島。ベルリンから車で約4時間ほどの距離、北東の位置にある。シュトラールズンド(Stralsund)からリューゲン島へは橋を渡るのだが、今日はいつも通っている上の橋(Rügenbrücke)が通行止めだったため、下の橋(Rügendamm)を利用した。車線が減ったため、橋の手前からかなりの渋滞になった。

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こちらの橋は決まった時間に、船が通れるように跳ね橋タイプになっている。並行して線路も走っているし、歩行者や自転車も取れるようになっている。上の橋はRügendammの混雑を緩和するために、車両専用の橋として2004年から2007年にかけて建設された。

どうやら今日は、Rügendammで事故もあったようだ。多少、渋滞はしたものの、無事にリューゲン島へ到着する。ヤスムント(Jasumund)国立公園の近くにあるネデジッツ(Neddesitz)という場所だ。

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宿泊先の宿からの眺めがこちら。見事に自然しかない。視界が開けた場所に来るとやはり生き返る。

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夕方の散歩。刻々と空の表情が変わり、光の色が変化していく。写真に収めることはできなかったが、車で移動中に鶴の群れを見かけた。この季節はクロヅルをたくさん見ることができるらしい。フランスやスペイン、北アフリカに渡る鳥たちが途中で羽を休めるのだそうだ。

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気付いたら日が暮れようとしていた。

明日は天気が崩れるようで残念だが、晴れの日には海辺を歩きに行きたい。

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