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映画や本・音楽について

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#SUEDE

半分寝ながら生きていた

なぜかよくわからないがコンサートに関しては「行きたい!」と思ったら即決速行動というか、とにかく次へのムーブが速い。 2023年の一時帰国中にたまたま5日間だけ東京に滞在することになったのだが、そのときもこれは絶対に行っておかねば、とある種の使命感のようなものに迫られてBuck-Tickのライブに合わせて予定をなんとか組んだ。横浜に住む友人に協力していただいてチケットを入手できたのだが、なんとそれがボーカル櫻井敦司さんのBuck-Tickとしての最後のライブになってしまったの

「脳のスイッチをオフにして叫べ」

イギリスから旅の余韻たっぷりでベルリンに戻ってきたが、帰って早々にいくつかイラッとする案件が続いて、文字通りすでに少々「うんざり」している。あぁ、これが日常というものなんだろうか、こんなものが日常だというなら御免こうむりたい。 別に大したことがあったわけではない。税理士事務所からのメールが直接届かず、なぜか相方経由になっていたこと。私の不在中に子どもたちがサッカーのとレーニンングや空手のコースに行かず、それをあたかも行ったかのように伝えてきたこと。友人とのやり取りの中で「は

今と昔

Suedeを知ったのは90年代の日本。おそらく雑誌か何かで紹介されていたか、タワレコかどこかで試聴して知ったのだと思う。細かいことはよく覚えていない。なんだかすごいバンドが出てきたな、という印象だった。 1995年にベルリンにふらっと来て、その頃よく買って読んでいたtipだかZittyというタウン情報誌的な雑誌でSuedeのコンサートがベルリンであることを知ったのか、街角のポスターで見かけたのか。こちらも細かいことはよく覚えていない。 とにかく、1995年だったか1996