暗いベルリンで「黄金の夏の太陽」を思い浮かべる
今日は友人に声を掛けてもらって、カフェで少し暖を取ってから、教会で行われたコンサートに出かけた。
演目の中に、リヒャルト・シュトラウスがおよそ100年前にベルリンで作曲したというコメディタッチでストーリー性のある楽曲があった。「商人の鑑」(Krämerspiegel Op. 66)という12曲からなるソングサークルである。
教会なので、コンサートホールのように観客席と舞台といった区切りもなく、至近距離でのパフォーマンスになる。人前で堂々と声を出して歌う、というのはさぞかし