「書く」ということについての本
毎日noteを書こう、と突然思い立ったのはベルリンで初めてのロックダウンが終わった5月上旬のことだったように思う。
撮影の仕事が次から次へとキャンセルになり、これまでの日常が非日常になっていくのを目の当たりにし、接触制限などのルールで行動範囲が狭まっていく。
そんな生活を2ヶ月ほど過ごした反動が大きかったのだろう。自分のこれまで当たり前だと思っていた「日常」がボロボロと脆く崩れ落ちていくような感覚に陥っていたころだ。
自分にタスクを課すことでなんとか精神的なバランスや生