Fire-Kingが急に欲しくなった
コーヒーが好きになったのは、大学生の頃だった。
バイクに乗って、ちょっと遠くまでコーヒーを飲んで帰ってくるというのが日常的だった。
いつからか豆を挽くようになり、結婚をしてからは特に家でもコーヒーを楽しむようになっていった。
社会人になってからだったと思うが、ヴィンテージ品に興味を持ち
「Fire-Kingでコーヒーを飲みたい」と思うようになった。
Fire-King
Fire-KingはアメリカのAnchor Hocking社という食器メーカーのブランド名である。
そんなAnchor Hocking社は1986年にFire-Kingの生産を終了した。
このジェダイが定番カラーで、見たことがある人も多いだろう。
ヤフオクではFire-Kingは多く出回っている。
ただ、食器の中古品には少し抵抗があり、購入することはなかった。
デッドストック品も出回っているが1万円前後(状態が良ければ2万円程度)するため、カップにそこまでお金を出すことはできなかった。
Made in Japan
2011年にAnchor Hocking社の協力でFire-King Japanが誕生した。
レシピは一緒らしいので、もうほぼほぼ一緒だろう。
しかし、内心はちょっと違う感がありつつもFire-Kingが欲しく、当時付き合っていた奥さんがプレゼントしてくれた。
BEAMSとのコラボカップ
裏側にはMade in Japanと書かれている。
食器棚の奥に眠っていて、すっかり存在を忘れてしまっていた。
久々にこれでコーヒーを飲むとなんだか他のFire-Kingが欲しくなってしまった。
今ならデッドストックも買えるが、Fire-King Japanもいろんな種類のカップを出していることを知った。
今は当時物が欲しいという気持ちも薄れているのでFire-King Japan品でも満足できる。
まずは購買欲より思い出のカップでFire-Kingにしっかり浸ってよく考えようと思う。
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