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アートの価値ってなんだ?

どうしたら自分の作品の価値が上がるの?っていうテーマです。

以前【アートから学ぶ働き方】というタイトルでキングコングの西野亮廣さんがVoicyでお話しされていました。

価値となるもの4項目
1世界観       みんなが問題を解きたくなる、参加したくなる世界観
2影響力  人から人へ語り継がれる、教科書に載る、販売実績など信頼
3有名           みんなが知ってる、多少の事件性 
4希少性  作品数が少ない

技術力は必要だが、価値の本質ではないというお話にとても共感を覚えました。

さて、ここでは希少性という価値について少し深堀りしてみます。

もう亡くなっている人の作品は、「新しく作ることができない=希少性が高くなる=価値が上がる」という話でしたが、生きている人が自分の作品の希少性を価値にする方法ってどんなものがあるでしょうか?

ひとつは意味を増やすことです。

例えば、Youtubeで「絵を描いてみた」的な動画ってありますよね。真っ白なキャンバスにスケッチから始まり、ただひたすら絵を描き完成させるだけのドローイング動画です。これに1万回以上の再生回数がつくことも少なくありません。

さて、この時の絵の価値ってなんでしょう?

ここでは「絵を描く過程」に価値が生まれてます。絵を上手に描けるようになりたいと思っている人は、デッサンの仕方、色の載せ方、使用する道具や手順など、ひとつの作品が完成するまでの過程を知りたいというニーズをもっていて、そこに価値が生まれてるわけです。

「鑑賞用としての絵」×「絵を描く過程」

絵の意味を増やすと、それぞれの価値を掛け合わせて、より大きな価値にすることができる。この掛け算が増えていけば増えていくほど、希少性も高くなり、価値も高まって行くという流れです。

自分の作品価値を高める方法は、他にも色々ありますが、作品によって、また作家の個性や環境によって、何が価値となるかは変わっていきます。改めてこの投稿を通して、自分の作品の何が価値になり得るだろう?って考えるきっかけになってもらえればうれしいです。

ではまた!

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