知ること。
円安、物価高、賃金や年金問題などの話題が取り沙汰されていることで、世間でも投資に対する関心が高まっていると聞きます。
確かに関心は高まっているのでしょう。
ですが実際にそれに関心を持ち、情報を得ようとし、実行している人口、なるとそこまで多くないような気もします。
要はこのままじゃやばいな、何かしないとな、、、。と心では思いつつ、でも何もしてない、出来てないというパターンが多いのではないか?と思います。
投資って怖いじゃないですか。
資産を投げるって書くくらいですから、なくなったらどうしよう?って私も思います。
ですが、最近気づいたことがあります。
これって捉え方が原因なのでは?
よく言われる投資っていうのは、どんどん増やしていこう!というスタンスが強いじゃないですか?ですから増えないどころか、無くなるリスクがあるならやりたくない、となる訳です。
これを増やす!という捉え方ではなく
保護するという捉え方だとどうですか?
なくなることが怖い!と守りたい!は
同義だと思うんですよね🤔
投げて失いたくないその資産ですが、日本の場合は持っているだけで徐々に失っていきます。
円の価値は年3%減少しています。
そして物価高、増税なども考えると、銀行に入れておくだけのお金は、その額面は変わらなくても使える額は経過ごとに減っています。
ましてやその銀行といえば、例えば100万円を入れとくと1年で10円ほど増やしてはくれますが、コンビニで1000円でも、下ろせば1回で100円〜300円とか手数料取られる訳です。
算数ができれば理解できますけど、持ってるだけでも明らかに確実に減っているじゃないですか。
投資はなく無くなるかもしれないから怖い!
分かります。
ですが、投資しなくてもなくなっています。
しかも、かもしれないではなく間違いなく。
ですから増やすというよりも保護の視点で捉えると、持っているのも怖いとなる訳です。
でも何をしたらいいのか分からない!
その原因は
例えば算数を解けない人が、因数分解を解けないことと同じで、現状と結果に大きなギャップがあることが殆どだと思います。
物事には段階があります。
数学であれば算数から始まり、様々な公式や法則といった情報の蓄積によってより高度な問題を解けるようになります。
投資も同じで、かのウォーレンバフェットやジムロジャースでさえ最初から成功していたわけではありません。
経験や学びという情報を蓄積し、少しずつ資産を増やすことで、現在の手法が成り立っています。
つまり大事なことは情報の蓄積。
少しずつでも学んでいくと、自分の現在地が見えてきます。
自分の現在地が分かると、結果とどのくらい離れているのかが分かります。
その乖離がわかると、何をすべきか?を考えますが、その道のりを埋めるのもまた情報です。
その頃には、何をどのようにすべきかもだんだんわかるようになり、分からない!という漠然とした怖さはなくなってると思います。
そして恐怖の代わりにワクワクが、、、。
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