積読はチームで消化しよう

積読 Advent Calendar 2023の21日目の記事です。

積読への抵抗

長年積読に対抗するためにいろんな施策を打ってきました。年間/月間の書籍予算を設定する、Amazonのほしいものリストでエア積読する、積読量と金額を可視化する、などなど。

でも積読は続きます。Amazonの書籍セールが来るたびに、ほしいものリストを消化し、積み上げてしまうんです。もうインプットが制御できないならアウトプットをなんとかするしかありません。

積んでしまう速度よりも、消化する速度をあげれば、積読状態から脱却できると考えました。

自分の読書傾向は、そのとき向き合っている課題に取り組むためのヒントを求めることが多く、実践的で簡潔にまとまっている書籍を好んでいました。裏を返せば、理論的で重厚なものが積読して残っていました。


月1読書会

「すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる」「すぐ役に立たないようなことを教えれば、生涯ずーっと役に立つ」という格言があります。

自分が積読してしまっているものは、おそらく生涯ずっと役に立つ。けれども、それを読むトリガーがない。そこでメンバーを集めて、毎月1冊読み、意見交換する読書会を企画しました。

読書会での選定基準は2軸。「長期的に役に立つ↔短期的に役に立つ」と「軽い↔重い」です。積読にしてしまうほどの書籍は、みんなで意見や考察を交わしたほうが理解が深まります。また他者と締め切りを約束し合うので、途中で挫折せず、なんとか読み切れます。

この読書会に、自分が積んでいる本を課題図書として推薦し、見事積読を何冊も消化することができました。まだ積読はあるし、これからも積んでしまう気がしますが、チームと一緒なら消化できる気がしています。みなさんもぜひチームで読書会を開いてみてください。


チームで消化した12冊

最後にチームで消化した12冊を共有します。一番最後の『マネジメント3.0』は、2023年度の集大成となる超重厚な1冊で「この読書会がなければ、絶対に挫折していただろう。でも内容は良いので読んでよかった。」とメンバーが口を揃えていっているので、みなさんとりあえず積んでおいてください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。もらったサポートは次の書籍代にあてます!