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「接待を伴う飲食店」ってなんだ?

「接待を伴う飲食店」

解禁されるとか、しないとか。

というか、「接待を伴う飲食店」ってなんだ。

「注文の多い料理店」「行列のできる法律相談所」「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」の、新しい仲間だろうか。

「接待」「伴う」「飲食」「店」。

全部わかる。

が、繋げてみると、よくわからん。

せったい を ともなう いんしょく・てん

調べるのも癪なので、まずは勝手に推理してみる。

「接待」、、、誰かが誰かをもてなすこと。
「伴う」、、、「接待」目的で使用する
「飲食店」:食べたり飲んだりするところ

「飲食を伴う接待店」ではないことが重要だ。

つまり、ここでの比重は、「飲食」ではなく、「接待」に置かれている。

ヒントその1:「接待」>「飲食」

こうなってくると、キャバクラは外れる。

キャバクラに「飲食」を期待する奴は、ひとりもいない。

「あそこのキャバクラ、カレーが絶品なんだよ」みたいな会話は、地球上に存在しない。

それに、キャバクラに接待はつきものだが、必ずしも「接待」は不可欠な要素ではない。

どこの誰とは言わないが、つまり私のことでは決して無いが、ひとりでキャバクラに行くやつもいる。

ヒントその2:「キャバクラ」ではない

おお、、、我ながら論理的だな。

「解禁」というからには、「密」が発生する場所なんだろう。

ということは、ますます「キャバクラ」ではない。

キャバクラは、雑多に客が配置されているように見えて、巧妙に計算されている。

これは、キャバクラ好きの私の友人から聞いた話なのだが、席ががら空きなのに、入店を拒否されたことがあったらしい。

曰く、
「お客様をあそこに案内すると、あなたが指名するキャスト(女性)が、隣のお客様にも指名されており、席が隣り合ってしまうから、駄目だ」
ということらしい。

はたまた、ルール上、指名がかぶった場合、壁やソファや花束を、視線の対角線上に置きながら、「あなたと指名した女性が被っている客」のことを、見えないようにしていたりもするのだという。

例外はある。

バースデーイベントである。

このときばかりは、ファン一同がフロアに会することになるが、「密」であるとは、限らないのが、本来「店の利益の最大化」を目的としているにも関わらず、興味深い点である。

「本日は桜さんのバースデーイベントなので、桜さん目当てのお客様以外はお断りしている」ということも、あるんだそうな。

こうすることで、「利益の最大化」だけではなく、「長期化」も視野にすることが可能になるのである。

ヒントその3:ますます、「キャバクラ」ではない。

整理しよう。

「接待」>「飲食」で、キャバクラではなく、絶対にキャバクラではない。

となれば・・・!

候補1:カラオケ店

「ラーメン二郎」が好きなんですが、カラオケチェーン「パセラ」では、二郎インスパイアのラーメンを提供する店舗がある。
私は、カラオケも二郎も好きだが、できれば別々に体験したいタチなので、行ったことがない。
カラオケ店、有力な候補である。
だが、ここで問題発生。
カラオケ店は、名指しで「カラオケ」と解禁のガイドラインで設けられてある。
「パセラはカラオケではない」という閣議決定ニュースは聞いたことないので、カラオケは違うのだろう。

候補2:ゴルフ場のレストラン

「ゴルフ場」は飲食店ではない。
が、「ゴルフ場のレストラン」は飲食店である。
ゴルフには、接待が伴う。その延長線上の「ゴルフ場のレストラン」にも接待が伴う。
好きでゴルフをする人も多数いるだろう。
けれども、比重としては、「接待」がウエイトを占める気がする。
全員が友だちでゴルフをするっていう機会、なかなか無い。
「はじめまして」でも、気軽に交流できるのが、ゴルフの良いところである。
「接待を伴う飲食店」の要素を満たすのは、これしかないのではないだろーかぁ。


候補3:ガールズバー
ガールズバーは、飲食店と捉えられなくもない。
飲み物は豊富だし、食べ物だって、結構ライナップしている。
店によっては、「持ち込み可能」だったりもする。
「私、ピザ食べたい。ここ、ピザーラ届けてくれるんだー」みたいな会話も、たまにある。友人談ですが。

ガールズバーには、「接待」も伴う場合もあるだろう。
余談だが、私個人として、仮定の話ではあるが、もし「接待」してもらえる機会があるとしたら、「キャバクラ」より「ガールズバー」のほうが好みだ。

有力候補である。

出揃いました。

本命:ゴルフ場のレストラン
次点:ガールズバー
大穴:カラオケ(パセラ及び、食べ物に力を入れているところ)

でファイナルアンサー。

ここで、ライフライン。というか、アンサーを得るため、Googleに聞いてみよう。。。

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どうも、接待を「伴う」飲食店の「伴う」って、接待「の目的もあって利用する」という意味ではないようだ・・・。

この場合の「伴う」てのは、「付き」ということらしい。

「接待を伴う飲食店」=「接待付きの飲食店」

つまり、そもそも延々と誤解していたが、主語は「接待をする直接の男女」で、経費がどこから出ているかではない。
「接待をしてくれる方がいるお店」であり、「接待の際に使用するお店」ではなく・・・それって、、、

キャバクラやないかい!

図らずも、ミルクボーイみたいになったやんけ。

日本語って、難しいですね。

「同様に確からしい」「遊技機もしくは回胴式遊技機」「特殊浴場」に並んで、よくわからん日本語として、頭の中にインプットしておきます。

結論:
嫌いじゃないです、「接待を伴う飲食店」。接待でなくても、好きです。


追伸

クラブ (接待飲食店) - Wikipediaja.wikipedia.org

どうも、ウィキペディアによれば、「接待飲食店」とは、キャバクラやガールズバーではなく、「クラブ(高級クラブ)」のことらしい。

じゃあキャバクラ違うかぁ・・・。

法律上の名称ってよくわからん。


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