舞鶴基地オータムフェスタ2024
時は9/22(日) 日本海の舞鶴基地にて、とあるイベントが開催されます。
そう、海自のオータムフェスタです!
オータムフェスタとはなんぞや、といえば自衛隊の文化祭みたいなものです。
艦艇の公開や、グッズの販売、色々な体験や見学などがあります。
必要かわかりませんが、軽く僕の自己紹介をします。
僕は現在高校1年生で、数ヶ月前に艦艇に興味が出てきた人です。
なぜ艦艇に興味が湧いたかといえば、初めは「艦これ」のアニメを見たのがきっかけでした。
当時、アマプラで配信終了すると出てたのでノリで見たら、思いの外ハマってしまいまして、現実の艦にも興味が湧きました。
ということで、ぜひ行ってみようと考え、今回は舞鶴へ行ってきました!
舞鶴までの道のり
私は愛知住みのため、東名高速→名神高速→北陸道→舞鶴若狭道の順で向かいます。
我が父に高速を飛ばしてもらい、3時間半程度で舞鶴へ。
途中で雨がやばかったですが、到着時は小雨程度。よかったです。
駐車場についてからは、シャトルバスにて舞鶴基地の方へ向かいます。
フェリー乗り場の近くには何かの艦が。補給艦のようですが、詳しくはわからず… 補給艦ましゅうってやつすかね。
シャトルバスは30分ヘッドと書かれていましたが、5分に1本程度来るという新手の詐欺状態。ありがたかったです。
混んでいたため、1本目には乗れず、2本目に乗車。
ここから5分程度乗車し、ついに基地へ。
舞鶴基地
手荷物検査を終えると、早速目の前には艦艇が。
本日見れる艦は護衛艦ふゆづき、みょうこう、やはぎ、あがの、ミサイル艇はやぶさ、巡視船つるがです。他にも、遠くの方には護衛艦ひゅうが、補給艦ましゅうなどがあります。
このうち乗船できるのはふゆづき、みょうこう、やはぎ(後尾甲板のみ)、あがの、つるがの5つの船です。
この中で僕が乗船したのはつるが以外の4つの船。つるがは列が長かったので諦めました。
手荷物検査を終え、出迎えてくれるのはもがみ型護衛艦5番艦のやはぎ、同型6番艦のあがのの2隻と、海上保安庁の巡視船つるがです。
やはぎは2024年5月21日に、あがのは2024年6月20日に就役という、最近働き始めたばかりの新米艦です。
ステルス性能を高めるため、今までのごつごつしてた艦影とは異なり、すらっとしてるのが特徴です。
なんか壁キックできそうな側面ですね。
マニアの中でも好みが分かれる艦だと思います。
続いては、くにがみ型巡視船つるが。名前の通り、福井県の敦賀に所属しています。
巡視船についてはあまり詳しくないですが、こちらもここ5年以内に就役した比較的新しい艦のようです。
また、艦が停泊している場所には、飯屋やお土産屋さんが並んでいます。飯屋はカレーゾーンとその他ゾーンに分かれており、カレーは以下の10種類が販売されていました。
そして、1番驚いたのが艦これグッズ。はやぶさやもがみ型の前にて販売していましたが、なんと2時間待ちとのこと!
僕にはそこまでして買うほどほしいものもなかったので、「大変やなぁ」と思うだけにとどまりました。
Twitterを見ると、9時から始まるのに6時半の時点で100人程度待機していたとのことで驚きです。そのうち艦これ目当てが何人かはわかりませんが、大半は艦これ目当てなのかなぁ
護衛艦みょうこう
そしてそして、僕が1番楽しみにしてたのはこの子。こんごう型護衛艦3番艦のみょうこう!
こんごう型の見た目が大好きなんですよね。
そんなこんごう型1番艦のこんごうは除籍が決まってしまいました。悲しいですが、仕方がない話です。
除籍が発表される数日前に佐世保で見かけたのでよかったです。
いざ、みょうこうに乗ろうとしていると、CIWSの操法展示が行われていました。
CIWSって動き可愛くないですか?健気な動きでめちゃ好きです。
そんな動きとは裏腹に、実際に活躍する場になるとイケメンになる。ギャップ萌えですね。まじ尊い。
てことで、みょうこうに乗船します。
雨のため、階段が滑りやすかったです。1度転けかけました。
船に乗ると、1番はじめに見えるのは対艦ミサイルのハープーン。
こっから発射されると考えるとロマンの塊です。
艦内を抜け、艦首の方へ行くと、VLSが見えます。
これの発射映像を見たことありますが、めちゃかっこいいですよね。これがその現物と考えると、ロマンがまた湧いてきます。
「たかが一門のほうで、何ができる!?」
そんな言葉が聞こえてきそうな、みょうこうの主砲である127mm単装速射砲。1分で40発程度打てるそうです。
カメラに収まりきらないほどでかい...
ということで、今回の目的のみょうこうでした。待ち時間もなく、流れるように入れたので嬉しかったですね。
と、ここで僕は重大な失態を犯しました。
なんと、みょうこうの前のテントでアンケートに答えると、艦これと護衛艦が載ってるカードがもらえたらしいのですが、僕はこれを完全に無視してしまいました。
みょうこう、あたご、ふゆづき、せんだい、ひゅうがなどのカードだったそう。
まじで何してるんすかね。当時の僕に対してスライディングジャンプキックをかましてやりたいです。
まあ後悔しても仕方ない。ということで続きを書きます。まじ悔しい。
こんごう型まじかっこええっす。レーダーが目にみたいになってんのが可愛い。
護衛艦ふゆづき
続けては護衛艦ふゆづきへ。こちらはあきづき型護衛艦4番艦です。就役は2014年3月13日と、今年で10年目の艦。
こちらの艦尾にはヘリコプターが乗っており、時間によっては航空機ブレードの折りたたみ展示をやるのだとか。
さっそく乗船。
ふゆづきについてはあまり詳しくありませんので詳細にはわかりませんが、かっこいい艦ですな。初めて見た艦です。
ここの艦首部分から、今にも消えそうな補給艦ましゅうの姿が。なんかタイムスリップしそう
そして、ヘリコプターが搭載されている艦尾の部分へ。ここでは恐竜がラッパを吹いていました。何言ってるかわからんと思います。僕もわかりません。
そしてなんと、恐竜の後ろにはお冬さんの姿が!
調べてみると毎年あるらしいですな。
後部甲板ではヘリコプターと、奥に映るみょうこうが見られます。
「え?飛ぶの飛ばないの?飛ぶの飛ばないの?飛ばないんですけどーWWWWWWWW」
ネット民みたいな掲示を発見。自衛隊ってこういうところユーモアあって好き。
最初にこれ見た時普通に笑いましたわ
ということで、いろいろカオスだったふゆづきは以上です。続いては、新型艦ゾーンへ。
護衛艦やはぎ&あがの
続けては、日本で最新鋭のもがみ型護衛艦5番艦のやはぎと同型6番艦のあがのです。
こちらに乗船できるとは大変光栄です。本当に。
やはぎの後方甲板を通り、あがのへ向かう形で展示されています。これには驚きました。
やはぎとあがのの間の部分は、ゲームだと壁キックで通過できそうな雰囲気でした。
どうせなら写真を撮りたかったですが、最新鋭艦だからなのか、艦内での撮影は禁止でした。悲しいなぁ
艦内は今までの艦とは違う雰囲気で、どこか新しい船の雰囲気を感じました。
そして、艦内には艦これの阿賀野のカード(アーケードのやつかな?)などのグッズが展示されていました。
Twitterで見かけましたが、どうやら隊員さんの私物のようでして...
自衛隊ってこういうところ自由ですよね。面白いです。
艦内を一周して、後部甲板へ。艦内の様子は言葉にしづらいですが、とても楽しく、興味深かったことだけは伝えておきます。
出口ではあがののパンフレットと、御朱印のようなやつをもらいました。
他の艦にもあったんですかね?
最新鋭艦のもがみ型を見た次は、ミサイル艇はやぶさを見に行きます。
ミサイル艇はやぶさ
はやぶさ型ミサイル艇1番艦として製造された艦です。特徴として、進むためにスクリューを使うのではなく、海水を後ろに噴射して動く仕組み、というのが1番の特徴と言えるでしょう。
ちなみに、速度は駆逐艦島風も驚きの44ノット(81km/h)。とてつもないほど速い艦です。
この船も除籍が始まるそうで、貴重な艦です。艦上へ乗船することはできませんが、近くで見ることは可能です。
この砲も動かされたそうです。見たかったなぁ。
八の字型に設置されてるこれが好きです。90式SSM連装発射筒というやつでしょうか。
ちなみに、こちらの艦も1ヶ月前に佐世保で見かけたので1ヶ月ぶりの再会です。
近くで見ると結構小柄な船ですな。
そんなこんなで、全部の艦の見学を終えました。まだ詳しくないのと、どれが撮影可なのかわからなかったため、見応えがない内容となってしまったと思いますが、見ていただきありがとうございます。
ここからは昼飯についてです。
昼飯
昼飯は何にするのか、そんなの決まってますよね。カレーに決まってます。
ここに来てカレーを食べない意味がありません。
カレーは初めの方に書いた通り10種類あります。すでに完売の店もあり、早めに決めることにしました。
1つ目は護衛艦ひゅうがのカレー。
給食のカレーを思い出すような味で美味しかったです。
久しぶりにカレーを食べると美味いものですな。
僕が購入した後に、カレーは売り切れてしまっていたようでしたのでギリギリセーフ。
2つ目は掃海艇あいしまのエビカレーです。雨が降ってきて急いで撮ったので見にくいのはご愛嬌...
カレーとエビが合うのかと疑問でしたが、結構ありな感じでした。
だけど後味が辛かった感じ
でも、それもまた美味しかったです
他にも、水中処分母船1号の唐揚げを食べました。めちゃでかいしさくさくで美味しかった
ということで、オータムフェスタは以上です。
人生初めての舞鶴、そして自衛隊艦への乗船でした。
3時間程度の滞在でしたが、それでもめちゃくちゃ楽しい時間でした!
来年もまたあれば行きたいなぁ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?